2021年に開催された東京オリンピックにて金メダルを獲得し、一躍時の人となった女子柔道の阿部詩選手。
2018年の世界選手権、2021年の東京オリンピックと兄の阿部一二三選手とともに兄妹で金メダルを獲得したことでも有名です。
5歳の時に兄の付き添いで見学していた柔道の練習風景が楽しそうで、父親の反対を押し切って柔道をする事を決め、今では金メダリストとして活躍しています。
そんな阿部詩選手ですが年収が突出しているという情報が出てきましたので調べてまいりました。
他にも報奨金やメディア出演料、年収の内訳など気になる情報もまとめましたのでご覧ください。
目次
阿部詩の年収は3000万円程度か
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オリンピック柔道の金メダリストとして有名な阿部詩選手ですが、なんと年収が3000万円程度という桁外れの額を稼いでいるとのこと。
柔道選手として活動を続ける傍らで主な収入源として
- 在籍企業の賃金
- スポンサー契約料
- メディア出演料
- 大会の賞金
- 雑誌などの取材料金
以上の項目が挙げられ、その合計額が3000万円程度あるという事になります。
ちなみに柔道選手の平均年収は721.5万円とのことで、この情報から見ても阿部詩選手は高級取りの選手であると言えます。
さすがに一流のスポーツ選手なので様々な収入源がありますね、それにしても3000万円は夢がある話だと思いました。
報奨金は0円
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本来オリンピックでメダルと獲得すると、各競技の連盟や協会から報奨金が出ますが、柔道は報奨金が０円だといいます。
開催都市によって差がありますが、金メダルの場合、テニス800万円、バトミントン・卓球・空手なら1000万円、陸上・ゴルフ・馬術になると2000万円の報奨金が出るのだとか。
なぜ柔道は０円なのか？とお思いの方も多いと思います。
実は全日本柔道連盟は各世代の強化選手を含めたすべての強化事業において費用を負担して次世代のオリンピック選手の育成に努めているそうです。
日本が世界における柔道強豪国である理由の一つと言っても差し支えないのかと思います。
阿部詩の年収の内訳
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それでは柔道強豪国日本が誇る金メダリストの阿部詩選手の年収の内訳をみていきたいと思います。
現在阿部詩選手の主な収入源は７つあると言われていますのでご紹介したいきます。
- 所属企業「パーク24株式会社」の賃金
- スポンサー「エアウィーヴ」の契約料
- スポンサー「味の素」の契約料
- スポンサー「アディダス」の契約料
- 大会の賞金
- 雑誌の取材
- CMやテレビ出演料
先ほど柔道の報奨金は0円と言いましたが、金メダルを獲得するとこれだけ収入源が増えるのかと驚きました。
これなら確かに報奨金がなくてもしっかり稼げるので問題ないと思いますよね。
所属する実業団「パーク24」
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阿部詩選手が所属しているパーク24株式会社の平均年収が650万円程度とのこと。
ただ、阿部詩選手の場合実業団選手ですので大会結果や試合の勝敗で会社の給料とは別に報酬を受け取っていると予想できます。
したがってパーク24株式会社での年収は900～1100万円くらいの収入と考えて良さそうです。
またパーク24株式会社とはスポンサー契約はしておらず、柔道部員として入社していますので契約金は発生していないと思われます。
ちなみにパーク24株式会社はその名前から連想できるように、東京都に拠点を置く駐車場管理業を行っている会社で、駐車場管理業者として日本国内最大手となっています。
兄の阿部一二三選手も所属しており、他にも橋本壮市選手やウルフアロン選手などのオリンピック選手を輩出しており、総監督にはバルセロナオリンピック金メダリストの吉田秀彦さんが就任しています。
大きい会社なので選手へのサポートもかなりしっかりしてそうだな、と感じました。
スポンサー契約料
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阿部詩選手は現在「アディダス」「エアウィーヴ」「味の素」の3社に兄の阿部一二三選手と共にスポンサー契約を結んでいます。
スポンサー契約料が発生し、阿部詩さんの年収の底上げの大部分を占めていると予想できます。
アディダスとの契約期間は未公表ですが2019年に契約を開始しています。
2024年現在でも阿部詩選手はアディダス製品を愛用し、イベント参加などもされているのでサポートは継続していると考えて良さそうです。
また、アディダス側も阿部詩選手と阿部一二三選手のサポートに力を入れているようで、2024年7月に神戸にて阿部詩選手と阿部一二三選手の巨大壁画が展示されています。
エアウィーヴについては2021年に契約開始、兄の阿部一二三選手と一緒にCM出演も果たしました。
エアウィーヴは寝具を扱うメーカーで、スポンサー契約を結ぶ以前から阿部詩選手はエアウィーヴを愛用しているという話もあります。
味の素も同じく2021年からスポンサー契約を結び、現在もサポートを継続されています。
味の素は言わずと知れた食品メーカーで、阿部詩選手のSNSでも味の素のキャラクターである赤パンダとのツーショットを披露しています。
スポーツ、寝具、食品の大手3社からのサポートなのでかなり手厚い報酬を得ていると予想でき、3社合わせて1500万円以上は固いのではないかと推測できます。
また、スポンサー契約料については1社につき数百万～数千万まで振れ幅があるので年収1億円を超えていても不思議ではないですね。
それにしても名前を聞いたことがある企業ばかりでとても驚きました、金メダルパワー恐るべしですね。
メディア出演料
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それでは次に阿部詩選手の収入源として割合的にも多いメディア出演料はどうなのか見ていこうと思います。
一般的にスポーツ選手がCM出演する際には500万円以上が相場となっています。
それを踏まえて直近のCM出演状況を見てみると
- アディダスジャパン（2024年7月）
- KDDI（2024年7月）
- 日本オリンピック委員会（2024年7月）
- エアウィーヴ（2021年12月）
- 味の素（2021年11月）
- 日本航空（2021年9月）
と多数のCM出演をされているのがわかります。
出演本数は年によって変動するので平均年額500万円以上と見て間違いなさそうです。
確かにテレビでも良く顔を見かけるスポーツ選手のイメージがありますよね。
大会の賞金
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先ほどオリンピックの報奨金は０円であると言いましたが、国際大会などでは賞金をもらえる大会もあります。
阿部詩選手の場合かなりのハイペースで大会に出場し優勝しているので大会の賞金も大きな収入源となります。
- 2022年７月 IJFワールド柔道ツアー ザグレブグランプリ優勝 賞金2400ドル（約37万円）
- 2022年10月 タシケント世界柔道選手権大会優勝 賞金4800ドル（約74万円）
- 2022年12月 柔道グランドスラム東京優勝 賞金4000ドル（約62万円）
- 2023年５月 ドーハー世界柔道選手権大会優勝 賞金4800ドル（約74万円）
- 2023年12月 柔道グランドスラム東京優勝 賞金4000ドル（約62万円）
- 2024年３月 柔道グランドスラム・アンタルヤ優勝 賞金4000ドル（約61万円）
このように多数の大会で素晴らしい成績を収めており、開催される大会の数にバラつきはありますが年額61万円以上は大会の賞金で稼いでいると言えますね。
もちろん今後出場する大会で賞金を増やしていく可能性も多いにあると思います。
オリンピックの金メダリストの中でもここまで圧倒的に強い人もなかなかいないのでは、と思いました。
雑誌の取材料金
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スポーツ選手の雑誌の取材料金は40万円～が相場だと言います。
阿部詩選手の場合スポーツ雑誌、ファッション雑誌、インタビュー記事と様々な場面で雑誌に掲載されることも少なくありません。
1年に3回程度の雑誌の取材があるとすると年額で120万円の収入があると想定できます。
それにしても1回の仕事の報酬が大きいのはとても羨ましいですよね。
阿部詩の年収が突出している理由について
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ここまで阿部詩選手の主な収入源について見ていきましたが、多くの収入源と多額の報酬があることがわかりました。
阿部詩選手の年収が突出している理由についてまとめますと
- 実業団選手として企業からの賃金を得ている
- スポンサー契約にて報酬が発生している
- メディア出演、雑誌の取材など不定期ではあるが副収入が発生している
- 大会優勝時の賞金もそのまま収入となっている
以上のことがわかりました。
前提としてスポーツ選手にはプロ選手と実業団選手の2種類が存在しています。
プロ選手は個人事業主として競技を行うことで所属チームから報酬をもらいます、プロ野球やJリーグがこれにあたります。
報酬が一気に跳ね上がりやすいのが特徴です。
一方実業団選手は所属している企業から社員として給料を貰う形になります。
安定した収入にはなりますが、本来であればどれだけ活躍しても給料が大きく上がる事はほとんどありません。
しかし阿部詩選手のように実績と知名度がある選手だと話は変わり、スポンサーがついたりと実業団選手としては例外的に年収が高くなる事もあるようです。
ここまで見てきた年収はあくまでも推測であり、実際にはもっと高くなる可能性もあるといえます。
オリンピックの舞台で金メダルを獲得するという事は生活をも一変させてしまうということですね。
阿部詩のお金の使い道
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様々な収入源がある為に阿部詩選手の年収が実業団選手としては異例の年収となることがわかりました。
収入がわかると次に気になるのは支出の話かと思います。
ここでは阿部詩選手のお金の使い道について調べていきたいと思います。
自己投資
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多くのスポーツ選手がそうであるように阿部詩選手も自己投資にお金を使う部分がかなり多いとのことです。
トレーニング施設や専属コーチとの契約、栄養士による食事の監修など身体づくりの為の出費や、海外遠征や合宿などの費用が推測できます。
世界で戦う為の身体づくりなので惜しみなく投資してほしい部分ですよね。
愛車
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阿部詩選手には実は愛車が存在します。
と言っても車の方ではなく自転車、クロスバイクになります。
トレックというメーカーのFX3 Disc Women`sのVoodoo Trek Blackという車体色のようです。
価格は約10万円となっており、スポーティーな阿部詩選手にとても似合うかっこいいクロスバイクになっております。
修理や部品交換などでお金がかかりそうではありますが、阿部詩選手の年収なら誤差の範囲内ではないかと考えられます。
どんな道、天候でも走れそうなかっこいいクロスバイクなので大事に乗っていそうですよね。
阿部詩の資産や貯金について
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阿部詩選手の資産や貯金については一切不明となっております、その上で色々予想していこうと思います。
前提として阿部詩選手の年収を3000万円と仮定すると
- 税金が所得税と住民税を合わせると50％ほどになり、手取り額が1500万円程になる。
- トレーニング、栄養、医療費、移動費を考えると年間500～1000万円程かかる
- 年間500万円以上貯蓄にまわせるとしたら2年間で1000～2000万円貯金できる
以上の事を考慮すると総資産の予想として支出の多少によりますが1000～2000万円程度はあるのではないかと考えることができます。
ただ、投資などで運用している場合は増減の可能性がありますのであくまで予想として捉えておいてください。
阿部詩選手は24歳ですのでまだまだこれから資産を増やしていけるのではないかと感じました。
阿部3兄弟で一番高収入なのはだれか
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実は阿部詩選手には兄の阿部一二三選手の他に長男の阿部勇一朗さんがいらっしゃいます。
そこで気になるのは阿部3兄弟で一番高収入なのはだれかという事だと思います。
結論から言うと阿部詩選手か阿部一二三選手で間違いないと言えるでしょう。
長男の阿部勇一朗さんは国家公務員として勤務されていますが、国家公務員の一般的な年収は650万円ほどになります。
職種が明らかになっていないのですが、平均年収を参照して問題ないかと思います。
阿部詩選手と阿部一二三選手は同じパーク24に所属してスポンサー契約、大会実績も似通っているのでほとんど同じ年収だと推測できます。
以上の事から阿部3兄弟では阿部詩選手と阿部一二三選手の年収が突出しているとの結論になります。
それにしても3人ともお金には困ることは無さそうで立派に育って両親にとっても自慢の子供たちになったのではないかと思います。
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