かつては「仁義なき戦い」シリーズに数多く出演し、日本のヤクザ映画に出演する代表的な俳優としての地位を確立した片桐竜次さん。
しかしながら近年は、ドラマ「相棒」での刑事役の印象が圧倒的に強くなりましたね。
今回は、長きに渡り役者として第一線で活躍する片桐竜次さんの「息子」にも注目してい見たいと思います。
目次
片桐竜次の息子はJoe Hatano
画像出典元:modelmayhem
片桐竜次さんに息子がいることは、本人からお茶の間に向けて公表されているものではありません。
しかし、俳優であり演出家のJoe Hatanoさんが息子とみて間違いないようです。
片桐竜次の息子がJoe Hatanoの理由について
では、ここからJoe Hatanoさんが片桐竜次さんの息子である理由について見ていきましょう。
①羽多野という姓が片桐竜次の本名と一緒
どれだけ調べても、「片桐竜次の息子はJoe Hatanoである」という片桐竜次さん側からの明確な発表は出てきませんでした。
しかし、ネット上に存在する情報から「片桐竜次さんの息子はJoe Hatanoさん」と見て間違いないと思われます。
まず第一に、片桐竜次さんの本名は「羽多野貢二(はたのこうじ)」で、Joe Hatanoさんの苗字である「羽多野」と同じ苗字である点が上げられます。
名前が同じであるということで最初の可能性をクリアした訳ですが、さらに続きを見ていきます。
片桐竜次さんには、羽多野充絵さんという一般人女性の妻がいます。
羽多野充絵さんは東京都内でストッチ教室のインストラクターをされているといるそうです。
その羽多野充絵さんのご友人と思われる方が書いたブログに書かれていた情報から、Joe Hatanoさんが片桐竜次さんの息子であることが確認できました。
画像出典元:芸能人の子供まとめ
その事実を抜粋したのがこの画像です。
読むと、確かに「ご主人は俳優の片桐竜次」、息子は「アーティスト(俳優・演出家)のJoe Hatano」と書かれていますね。
名字が同じだけでは心もとなかった情報が、この情報との合わせ技で一本となり、より確かなものとなりました。
先に掲載したJoe Hatanoさんの画像を見ると、片桐竜次さんと目元や鼻の形、口の形がよく似ている気がしますね。
ちなみに、名義表記が英字ですが両親が純日本人であるため、Joe Hatanoさんも純日本人と思われます。
②「キリマンジャロは遠く」の舞台では一緒の列に並んでいる
画像出典元:タワーレコーズ
Joe Hatanoさんは、父親である片桐竜次さんが主演した映画「キリマンジャロは遠く」に出演していたようです。
この映画は片桐竜次さんの俳優生活45周年の記念として制作されたメモリアル作品。
そんなメモリアルな舞台で親子出演を果たし、舞台挨拶では片桐竜次さんとJoe Hatanoさんが一緒の列に並んで挨拶をしたようです。
業界内では二人の関係は周知の事実なのかもしれませんし、それに対する「粋な計らい」なのかもしれません。
また、この映画の予告編で「何ですか急に」と話しているのがJoe Hatanoさんであると言われています。
自分の記念作品である映画に息子とともに出演するとは、役者冥利に尽きますよね。
③Joe Hatanoの英語プロフィールに息子と記載
Joe HatanoさんはInstagramを開設しています。
画像出典元:Instagram
このInstagramに書かれているリンクを開くと英語のプロフィールページに遷移するのです。
そこに、実は「英語で、片桐竜次の息子」と書かれていました。
Joe Hatanoさんの側からは「片桐竜次の息子」と公表している訳ですね。
画像出典元:IMDb
この画像の黄色マーカー部分がそれにあたります。
Joe Hatanoさんは、ニューヨークの舞台芸術学校を卒業しているそうですから、そういった関係で英語や海外での仕事もあるのでしょう。
X(旧Twitter)やInstagramも英語で投稿されていますね。
また、Joe HatanoさんはInstagramで片桐竜次さんの「キリマンジャロは遠く」の投稿もアップしていました。
画像出典元:Instagram
この投稿を見ると、本人からは、「K’s Cinema」とだけ書かれています。
ささやかに父親の主演作品を世の中に紹介しているところが、ステキですね。
片桐竜次の息子・Joe Hatanoの経歴について
画像出典元:linkedin
Joe Hatanoさんの経歴について簡単にまとめておきましょう。
Joe Hatanoさんは、1997年に「実録・新宿愚連隊」にてスクリーンデビューを果たします。
父親である片桐竜次さんの影響もあり東映アカデミーで演技を学び、1998年には人気漫画だった「ビーバップハイスクール」のビデオシリーズに出演し、「和田」という不良役を演じました。
その後も、アクション映画監督の二本松辰巳さんの主催するアーバンアクターズで映画について学びます。
その後、「彌勒」(2000年)、「円光の絆」(2002年)などに出演した後に単身渡米。
ニューヨークで、2年間語学を学びつつ「HBスタジオ」でウタ・ハーゲン・メソッドの演劇指導を受け「2年間全日制学生プログラム」を修了しました。
かなり本格的に演劇や演出について学んでいるところがJoe Hatanoさんの特徴ですね。
その後、「わさびナイト」に短編戯曲「6年後に…」を書き下ろし、俳優・演出家としても活動しています。
最近の出演作には、CBSの新刑事番組「NYC 22」(2012年)、「Grand Street」、「We Are the Hartmans」(2011年)、全米放映されたCM「Voice Rockrz」などがあるようです。
日本よりは海外の仕事の多いのでしょうか、画像検索ではあまりJoe Hatanoさん単体の画像がほとんどヒットしませんでした。
国際化の時代に、英語が堪能で海外でも積極的に仕事ができるグローバルパーソンとは素晴らしいですね。
また、Joe Hatanoさんは、海外サッカーが好きなようでイングランドのプレミアリーグ一部の「マンチェスターユナイテッド」の大ファンのようです。
画像出典元:X
自身のX(旧Twitter)では、「マンチェスターユナイテッド」関連のリポストが多くアップされていますね。
中でも、元イングランド代表のウェイン・ルーニー選手が推しなのでしょうか、彼の記事も多くリポストしています。
片桐竜次と3度同じ作品に出演も共演はなし
画像出典元:シネマトゥディ
そして、注目すべきは父親である片桐竜次さんとは過去3度、同じ作品に出演しているということです。
過去の3度とは、「実録・新宿愚連隊物語」(1997年)、「群狼の系譜3」(1999年)、「円光の絆」(2002年)の3作品。
同じ作品に出演したので、親子共演と言ってもいいのですが、二人が直接絡むシーンはありませんでした。
よって、厳密にいえば「過去3度の共通出演作品は親子共演なし」ということになります。
いつの日か、二人が親子共演を果たす日を楽しみにしているファンもいるのではないでしょうか。
さて、今回は俳優の片桐竜次さんの「息子」についてご紹介しました。
日本で俳優としての下地を作ったあとにニューヨークで演出までを学びあげ、演出家としての仕事をこなしているとは少々驚きましたね。
Joe Hatanoさんは海外での仕事が多いことから日本でお目にかかることはあまりないのかもしれませんが、片桐竜次さんとJoe Hatanoさんに注目していきたいと思います。
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