1995年から2019年まで吉本新喜劇の座長を務め、スーパー座長とも呼ばれた内場勝則さん。
通りのいい声と、ボケ・ツッコミ、メインにサブにと縦横無尽に舞台を回す腕は吉本新喜劇随一との呼び声もありますね。
今回は、そんな吉本新喜劇のレジェンド・内場勝則さんの「年収」について見ていきたいと思います。
目次
内場勝則の現在の年収は約2000万円
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内場勝則さんは年収を公開していませんので推測となりますが、吉本新喜劇の中心的存在であり座長を勇退した現在の年収はなんと約2000万円と言われています。
20年以上も座長を務め、多くの吉本芸人がテレビやメディアでの活動に駒を進めるなかずっと舞台を守ってきたレジェンドですからこのくらいの収入は当然なのかもしれませんね。
内場勝則の年収の推移
画像出典元:麦飯探偵事務所
内場勝則さんは、1985年から新喜劇の舞台に立ち続ける舞台のプロ。
駆け出しの若手なら舞台1回のギャラは1,000円~数千円と言われる新喜劇を40年以上支えてきた超ベテランです。
あくまで推測ですがベテランになると月給は100万円、座長経験者で月給150万円ほどだそう。
1995年~2019年まで座長を務めた内場勝則さんの年収は座長時代で1800万円ほど(月給150万で計算)、座長就任前の主力時代の1995年の少し前あたりで1200万円ほど(月給100万で計算)と思われます。
また、吉本新喜劇は劇場型ですので観客数や大入りなどによるボーナスなどの可能性もあり「上記年収+α」の可能性もあるでしょう。
内場勝則さんの現在の年収は、俳優などの仕事に吉本新喜劇の歴史を作りけん引してきた恩赦のような待遇も含めて2000万円ほどと見込まれてます。
吉本新喜劇は、景気やお笑いの流行り廃りの中で何度か危機もあったといいますが、その危機を最前線で支えてきたのが内場勝則さんらのレジェンド陣でした。
そういった功労者に対する待遇として「座長以上の年収」を提供する吉本興業、なかなか粋な計らいですね。
ちなみに、内場勝則さんが新喜劇に出だした1985年からの数年間は数十万円~数百万円ほどの年収でしょうか。
なお、1985年あたりは、日本もバブル景気に沸いており会社員や芸能人問わず給与のベースも今よりはかなり高い水準であったことはひとつの注意点となります。
【内場勝則さんの年収推移まとめ】
・1985年~:数十万円~数百万円前後 ・1990年前半(主力時代):1200万円 ・1995年~2019年(座長):1800万円 ・2020年~現在:2000万円 |
内場勝則の年収が爆上がりしたきっかけは吉本新喜劇座長就任
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年収推移でも概ね状況が把握できますが、内場勝則さんの年収が爆上がりきたきっかけは、「吉本新喜劇座長就任」です。
座長に就任するからには、人気があり、出番も多くそれだけ多くの笑いを生み出す看板スターである現れですね。
人気と実力の世界でトップに上り詰めるまでの苦労は並ではなかったでしょう。
舞台である新喜劇は、生ですから編集や追加収録などで「笑い」と足すことができない一発勝負。
そのときの会場の空気も含めて場を読んで、ギャグやツッコミ、演技の加減を調整したり「伝家の宝刀的な王道ギャグ」を開発したり、日々の弛まぬ努力が重要なのです。
そして、新喜劇で40年もの間舞台をこなしてきた内場勝則さんは、吉本新喜劇においてはレジェンド中のレジェンドというべき存在でしょう。
スーパー座長と呼ばれていた
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冒頭でも少しだけ触れましたが内場勝則さんは「スーパー座長」と呼ばれ、長きに渡り新喜劇を支えてきました。
「スーパー座長」の由縁は、発声が素晴らしく通りのいいセリフ回しとツッコミ、聴きやすいボケ、舞台全体を巻き込んで「笑い」の空気を生み出す才能に長けた何でもこなせる実力にありました。
テレビやバラエティなどの仕事にわき目も振らず、舞台芸人として腕を磨き上げた証がその実力なのです。
特定のキャラクターや王道ギャグだけに固執しない腕前だからこそ、マンネリしやすい舞台を「常に新鮮な笑いの渦」に出来た訳ですね。
内場勝則さんの役割や年収は「年収推移」でまとめた通りですが、内場勝則さんの実力なら当然の結果といえるでしょう。
ちなみに、2006年に最年少座長に就任した小藪千豊さんは、「内場さんからは色々教えていただいた尊敬する先輩」と語ります。
テレビやInstagramなど多方面で活躍するようになった小藪千豊さんに「ようやった、後はまかせろ」とメールを送り、小藪千豊さんのテレビなどでの活動を後押ししたという話もありました。
小藪千豊さんは、その際「内場さんに言われて卒業証書をもらえた気持ちだった、座長勇退を決意できた」と振り返りましたが、小藪千豊さんほどの芸人にそう思わせる内場勝則さんも、そうとうな器だということですね。
内場勝則のお金の使い道
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そんな内場勝則さんは、どのようなお金の使い道があるのでしょうか。
①お酒
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内場勝則さんは大の酒好きとして有名で、後輩や新喜劇のメンバー、芸人仲間やスタッフ陣を引き連れて飲みに行くこともしばしばだそうです。
先輩として、座長として後輩に酒や食事を振る舞うことも多いと思います。
そういった意味では、「自分のための酒」「新喜劇のための酒」というお金の使い道があるでしょう。
なお、阪神淡路大震災の際には、妻であり劇団員である未知やすえさんに「大丈夫や!俺が守ったる!」と啖呵を切り惚れ直させたようですが、実は酔った勢いで思わず口をついた言葉だった、という新喜劇座長ならではの面白エピソードもあります。
酔った勢いとはいえ、なかなか言える言葉ではありませんのでその部分は推して知るべし、です。
②本
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また、読書が趣味でそこへの投資もあると思われます。
吉本興業の同期である松本人志さんからは「ダッフルコートと文庫本は絶対手放さへん」と言われるほどだそうです。
舞台では声を張ってキレてツッコむことも多い内場勝則さんですが、妻の未知やすえさんが「家では黙って本ばっやりやのに」とツッコむアドリブがでるくらいの読書家なのだとか。
そういった読書家であることを活かして、雑誌「マンスリーよしもと」で毎月読書感想文を書いているのですが、「読書が仕事になってしまい本が嫌いになった」と語ったそうです。
こんな言葉が出るくらいですから、本当に本が好きなのでしょうね。
この企画は10年も続いたそうですから、毎月1冊で10年間、およそ120冊の本を読んだことになりますが、かなり骨の折れる仕事だったことでしょう。
③娘
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内場勝則さんは、同じく新喜劇のメンバーだった未知やすえさんと1992年に結婚します。
二人の間には娘さんが一人生まれており、現在は大阪市内の私立大学に通っているそうです。
娘さんの学業に関する費用や習い事もお金の使い道のひとつでしょう。
お子さんが女の子ですから、成人式などでの晴れ着などにもしっかりとお金をかけた可能性もありますね。
内場勝則の貯金・資産額について
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そんな内場勝則さんの貯金や資産額について調べてみましたが公表はしていませんでしたので詳細は不明です。
しかし、妻である未知やすえさんも吉本興業所属であり、関西ローカルを中心にCMやテレビなどでも活動されているそう。
未知やすえさんの年収が2000万円オーバーと言われていることもあったので貯金額は一般的な共働き家庭より多いでしょう。
売れっ子芸人の夫婦ですと世帯年収も数千万円クラスになるのですね、これは相当すごいことだと思います。
一部の試算では60代の夫婦の資産額は平均で1600万円ほどと言われていますが、内場勝則さんのご家庭はその倍以上の資産がある可能性が高いと考えられますね。
また、吉本新喜劇を主戦場といしている内場勝則さんは大阪にご自宅を構えていらっしゃるとのことで、数千万円~1億円程度の不動産を所有しているでしょう。
今回は、内場勝則さんの「年収」について調べてみました。
兼ねてから「吉本は給料が安い」とネタにされてきたこともあり、2000万円という年収に驚いた方も、妥当だろうと思った方も、もっともらって然るべき実力と思った方も様々だと思います。
これからも、吉本新喜劇のレジェンド・内場勝則さんに注目していきましょう。
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