女優の楠見薫(くすみ かおる)さん(56歳)は、2015年度後期放送の『あさが来た』に女中役でレギュラー出演して、相槌の「ほんにほんに」の台詞で脚光を浴びました。
その後もNHK大阪放送局が制作する連続テレビ小説に、『ふたりっ子』(1996年度後期)から『ブギウギ』(2023年度後期)まで10作品に出演する常連で、『隠れ朝ドラ女王』の1人とされる女優です。
今回は楠見薫さんの子供について検証していきます。
楠見薫に子供はいない!
和歌山県出身で和歌山県紀の川市フルーツ大使を務める、リコモーション所属事務所の楠見薫さんは現在、テレビ番組・映画など幅広く活躍し、演劇では自らプロデュース公演も行っています。
演技だけでなく演出経験もあり、その評価は高いと評判です。
楠見薫さんは結婚しており、夫は演出家・劇作家・俳優の後藤ひろひとさん(54歳)です。
後藤ひろひとさんの別名は『大王』。
山形県出身の後藤ひろひとさんはフリーの劇作家として活躍し、1997年には元『劇団そとばこまち』の川下大洋さんと『Piper』を結成。
1998年、吉本興業とマネジメント契約を締結。
2001年には自身が主宰する『王立劇場』を旗揚げし、以降、大阪を拠点に活動しています。
代表作に『人間風車』・『ダブリンの鐘つきカビ人間』・『BIZ三部作』・『MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人』などがあります。
後藤ひろひとさんは映画『パコと魔法の絵本』の原作者でもあります。
楠見薫さんのX(旧Twitter)を参考にすると、2人は1989年10月8日にご結婚されたようです。
楠見薫さんの生年月日は1967年6月19日、後藤ひろひとさんは1969年02月23日です。
結婚当時、楠見薫さんは22歳、20歳くらい。
楠見薫さんの方が、2歳年上の姉さん女房ですね。
2人とも20代前半と、結構若い年齢での結婚だったようです。
2人は同じ劇団『遊気舎』の出身でもあります。
楠見薫さんは1989年から2001年まで『遊気舎』の看板女優として活動。
後藤ひろひとさんは1987年に入団し、1989年からは二代目座長を務め、1996年の退団まで、ほぼ全ての作品の作・演出を手掛けました。
2人は劇団『遊気舎』に在籍中に出会い交際し、結婚したのだと思われます。
そんな2人の間に子供はいるのでしょうか。
結論として、子供はいないでしょう。
SNSなどの情報を検索しましたが、2人の子供と思われる情報は出てきませんでした。
もし子供がいるなら一般人だとしても、名前や性別、顔写真の公開は無いにしても、子供がいるかどうかぐらいは出てくるでしょう。
2人が子供のことを隠していたとしても、今の時代、SNSで何らかの目撃情報などがありそうなものです。
しかし、そういった情報はありませんでした。
また、週刊誌などの情報も出ていません。
出典:https://www.ricomotion.com/
さらに、もし子供がいたとしたら、楠見薫さんが出産・子育ての際に、長期休養する期間があったことでしょう。
しかし、そのために楠見薫さんが長期で休養している期間も特になかったようです。
そういったことから、2人には子供はいないと思われます。
ちなみに、楠見薫さんはHIS(中国語検定)4級を持ち、後藤ひろひとさんは大阪外国語大学ヒンディー語学科(現:大阪大学外国語学部外国語学科ヒンディー語専攻)中退で、4ヶ国語を話せるクワドリンガルだそうです。
もしそんな2人に子供がいたら、ナショナルスクールに通わせたり留学させるなどして、グローバルな視野を持つ子供になっていたかもしれません。
楠見薫の娘がいるは勘違い
ただ、楠見薫さんに娘がいるという情報もありました。
それは、『タニマチ金魚』公演のXでの投稿についての情報から。
『タニマチ金魚』とは、牧野エミさん・楠見薫さん・中道裕子さんの三人が作ったユニットです。
出典:https://www.kusumic.com/tanikin/
その『タニマチ金魚』の公演『爆弾とカフェ』の際、観劇するという人のXの内容に、「子供も面白かったって言ってました」という文章や、娘という言葉があったため、それが、楠見薫さんの子供という風に勘違いされたようです。
実際、それは楠見薫さんの娘や子供という事ではなく、観劇した人の子供だったようです。
楠見薫が「我が息子」と発言したのはゲキバカ「ごんべい」の息子役だったから
また、中には楠見薫さんに息子がいるという情報もありました。
しかし、これも誤りで、楠見薫さんに息子はいません。
なぜ、息子がいるという情報が出たのでしょうか。
これも、SNSの情報が元のようです。
出典:http://blog.livedoor.jp/kusumic/
楠見薫さん自身のブログに『我が息子、スイーツ君です。』と、投稿したことがきっかけだと思われます。
ブログに投稿されていた『息子』とは、ゲキバカ公演『ごんべい』で、楠見薫さんがバツイチ子持ち女『おりん』を演じる際、その息子『花吉』役として俳優の野田裕貴さんが『スイーツ君』とされていました。
実際は楠見薫さんの本当の息子ではなく、役柄としての息子でした。
このことが事実と混同されたようです。
結論として、楠見薫さんには娘も息子もいないという事になります。
2人の間に子供が出来なかったのか、作らなかったのかは定かではありません。
もし実力のある演劇人である2人の間に子供がいたら、年齢的にも今、2世役者として活躍していたかもしれませんね。
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