かつてジャニーズジュニアのKAT-TUNの元メンバーに所属していた赤西仁。ジャニーズの中でもその人気はトップクラスだったに違いない。
しかし、現在はジャニーズ事務所を退所しており、個人で活動している。
なぜ赤西仁はKAT-TUNを脱退、ジャニーズ事務所を退所したのか。
本人はKAT-TUN脱退は「方向性の違い」とコメント。
ジャニーズ事務所の退所は「活動方針の違い」と言われているが、本当にそうなのだろうか。
今回は赤西仁のKAT-TUNを脱退及びジャニーズ事務所退所の理由を調べてみた。
目次
赤西仁の本当のKAT-TUNの脱退理由は「方向性の違い」!本人がジャニーズ公式携帯サイトでコメント
2010年7月、絶大な人気を誇っていたKAT-TUNのメンバーの一人である赤西仁が、突如メンバーを脱退することを発表した。
その時のコメントの全文がある。
出典:https://onlyjin704.pixnet.net/
赤西仁がグループを脱退することは、このコメントが出る前にスポーツ各紙で報じられていた。
グループを脱退することはメンバー同士のいざこざではないと強調しており、あくまで自分の意志であるとコメントしている。
脱退の兆候はメイキング映像にも現れていた
出典:https://www.j-storm.co.jp/kat-tun
一部のファンからは、ラブユア(Love yourself ~君が嫌いな君が好き~ )のメイキング映像から赤西仁が脱退したがっているのが分かるといった噂もある。
何でも、ラブユアでのPV撮影日はクリスマスイブだったので、赤西仁がメンバーの一人である上田竜也に早く帰りたいと言っていたんだとか。
他にも、Dモ(THE D-MOTION)のPV撮影では、メンバーの6人が全員それぞれ踊るシーンで、赤西仁だけが棒立ちでやる気がなかったなど。
[AK] Moment: D-Motion Making https://t.co/gZR8buXjkF @YouTubeさんから
— あつし (@fMlqnmvgXaqUWC6) March 14, 2020
いくらアイドルとはいえ、PV撮影でそこまで自分の機嫌が出せる彼がすごいと個人的には思う。
根っからのアーティスト気質だったのだろう。
メンバーの反応について
この赤西仁脱退事件について、当時他のメンバーからのコメントはなかった。
しかし、脱退から数年たった「あさイチ プレミアムトーク」という番組で、ゲストとして出演した亀梨和也が初めてそのときの想いを吐露した。
元々グループとしてこうありたいと高い理想を掲げていた亀梨和也。しかし、赤西仁という自分と同じセンターを務めていた人間がいなくなったことに、かなり喪失感のようなものを感じたんだとか。
重要なポジションを任された責任感から、相当なプレッシャーを感じていたらしい。
番組では、これからのKAT-TUNがどうありたいかを熱く語っていた。
ファンの反応について
ファンの間では、赤西仁は木村拓哉と同じで、自分を貫くタイプなので、ジャニーズ事務所の枠に収まらず、これからソロの方が活躍するだろうという意見も。
また、歌唱力が赤西仁が抜けてから格段に落ちたなど、やはり赤西仁が脱退したことによって空いた穴はかなり大きいという意見もあった。
他に考えられる理由について
赤西仁がKAT-TUNを脱退した、ほかに考えられた理由について紹介していきたい。
コンサートやテレビ番組での無気力ぶりが仇になった説
まず、年末年始に行われるジャニーズのビッグイベントの一つ、ジャニーズカウントダウンコンサートでのこと。
ここで、赤西仁がまたもや王様のような態度で視聴者の反感を買ってしまったのだ。
KAT-TUNはNEWSの「希望~Yell~」を披露することになるのだが、赤西仁だけ歌う気ゼロ。彼は、終始ふざけた態度でファンから批判を浴びることとなった。
また、『SMAP×SMAP’10史上最大!4時間30分生放送!超ド級の新春ドリームスペシャル!!』にゲスト出演した際も、再びやる気ゼロを披露してしまった。
「世界に一つだけの花」を赤西仁だけが適当に流して歌ったり、草彅剛を明らかに無視している場面が写ったりと、散々だった。
先ほどのDモのPVを見てもわかるようにやる気にムラがある。
おそらく気分が乗る時と乗らない時でのパフォーマンスの出来に大きく差があるんだと思う。
そうすると、やる気がマックスのライブにいったファンは最高だが、やる気が皆無のライブにいったファンは悲惨だ。
同じ料金を払っているのに不公平と感じるだろう。
それにグループで活動している以上、周囲と合わせないといけない時はある。自分の気分関係なしに。
そんな時、彼の気分が乗らないからといって、仲間と合わせないといったことはご法度である。
故にグループ活動には向いていない。これがグループ脱退の一因になった可能性は大いにありうるだろう。
一定数ではあるが、常に自然で飾らないスタイルが好きという人もいると思うが。
どちらにせよグループではなくソロ気質である。
女性問題や夜遊び問題説
赤西仁といえば、よく聞くのが女遊びが激しいということ。
彼のプライベート写真が2チャンネルに流出してしまったのだ。
そこには、ハーフ美女と浮かれた様子で写真に写る赤西仁。
他にも、都内のクラブでハーフ美女とハロウィンパーティーを楽しんでいる様子なども載っている。
これを赤西仁のファンが見たらどう思うのだろうか。
確実にファンは減るだろう。力を入れているKAT-TUNなだけに、それを事務所は懸念した可能性は大いにありうる。
例外だが、手越祐也のようにチャラいことでファン層を獲得しているジャニーズもいるので、必ずしもファンが減るわけではないが。
亀梨和也との不仲説
出典:https://entertainment-topics.jp/
これは元々有名な話だが、赤西仁は同じメンバーの亀梨和也と不仲であるという説。
二人はグループの中心的な存在であり、仲間というよりライバル意識の方が強かったとのこと。
ある話では、赤西仁と亀梨和也がコンサートのパフォーマンスを練習していると時に襟首を掴み、取っ組み合いの喧嘩をしたんだとか。
『オマエ、全然変わってねえじゃねえかよ!』
原因は赤西仁のまたもや王様的な態度。彼の身勝手な行動が、亀梨和也の逆鱗に触れたらしい。
しかし、なぜかジャニーズの幹部からは、赤西仁のいうことを聞けという指令が出されており、このことも不仲説の原因になっている。
またKAT-TUN結成当初、酒井彩名を巡って取り合ったと言われています。
これ以来、ずっと険悪のままで、赤西仁はCM撮影の時に亀梨和也の悪口をいい、現場が凍りついてしまったこともあると言われいます。
しかし、赤西仁と亀梨和也が30代に入ってからお互い再開した時は、仲直りしたという噂もあり、しかも赤西仁から話しかけたという話も。
お互いにある程度年齢がいって、性格が丸くなったおかげもあるのかもしれない。
亀梨くんはジャニーズの先輩や人気のアーティストと共演しても目がいく主役の力があるけど、唯一対等にそれ以上のライバル関係になのが赤西くんだよね。この2人は切っても切り離せない関係がいつも自分の中にある。でも2人のハーモニーは最高なの。 pic.twitter.com/ACQKIDVuHO
— YUSUKE.D.MARIA (@ydm_bourgeois) August 19, 2013
お互いに自身の実力を認め合っていたからこその、ライバル心からぶつかりあっていたのかもしれない。
薬物疑惑説
芸能界に付きまとう薬物問題。それは、赤西仁も例外ではなかった。
元々赤西仁は、赤西軍団といわれる遊び仲間がいる。
その遊び仲間の中には、プロテニス選手だった宮尾祥慈という人物が。
この宮尾祥慈という男、2008年に大麻取締法の疑いで逮捕されているのだ。
また、その場に一緒にいた人物が元A○女優で、その女性も赤西軍団なんだとか。
他にも野球の原辰徳監督の息子、原嘉宏も赤西軍団で、薬物使用の疑いがあるという黒い噂がある。
赤西仁のこうした遊び仲間の薬物使用の噂で、赤西仁本人も薬物を使用しているのでは?と世間では話題になった。
これが本当だとしたらグループから脱退させられる可能性はありえる。
実際、田中聖、田口淳之介は薬物使用でKAT-TUNを脱退している。
赤西仁のKATTUN脱退までの経緯
ここで今一度、脱退までの経緯を振り返ってみたいと思う。
2006年、デビュー半年後に留学で芸能活動休止
興味のあることに一直線だからグループ活動には向いてなかったんだろうな。KAT-TUN 赤西仁が活動休止 https://t.co/wt7ErxLsb0 @YouTubeさんから
— あつし (@fMlqnmvgXaqUWC6) March 14, 2020
2006年10月12日、赤西が突如ロサンゼルスへ語学留学のため無期限で芸能活動を休止するという発表があった。
緊急記者会見まで開き「脱退は頭にないが、戻ってくるかは状況次第」とコメント。
2007年、芸能活動復帰会見
赤西仁からの留学からの復帰会見だけど、メンバーとしては勿論復帰うれしいけど、 グループとして大事な時期に振り回された俺らの苦労もわかってほしいということで厳しめなコメントをしているんだろうな。https://t.co/ivu0YtmGab
— あつし (@fMlqnmvgXaqUWC6) March 14, 2020
2007年4月19日、赤西仁が語学留学を終え、日本に帰国。翌日の20日にはメンバーが全員揃い、芸能界復帰を発表。
復帰の際のメンバーのコメントを抜粋して紹介する。
亀梨和也「どうしてこの時期に留学?と理解しがたい部分もあった」
田中聖「赤西がいなかった時間お半年間の苦労をわかってもらっているのか!」
亀梨和也と田中聖は至極まともな意見である。
赤西仁の留学に振り回されたのだから、文句はでる。
田口淳之介「6人としての活動を増やしていきたいと思いますので、みなさん仕事ください」
田口淳之介は復帰会見が後味わるくないならないように、笑いを誘い場を和ませている。
『TOUR 2007 cartoon KAT-TUN II You』のコンサートでは、東京公演のみパンフレット、写真入りの全グッズが6人全員揃っているものに変更されて販売された。
2010年、KAT-TUNライブツアーに赤西仁はソロコンサートの為、不参加
2010年、『BANDAGEバンテイジ」という映画で初主演を果たす。
劇中バンド「LANDS」のボーカリストとしてシングル『BANDAGE』と、アルバム『Olympos』が、それぞれオリコンチャート1位を記録。
しかし、3月25日にKAT-TUNのライブツアーが決定していたにもかかわらず、赤西仁はアメリカでソロコンサートを行うため、不参加であることが発表される。
このことに関しては、メンバーはアメリカでのチャンスを逃すな、機会があるならやれと後押しをしている。
また、脱退ではないか!?と騒ぐマスコミに対しては、ジャニーズ事務所が脱退はないと宣言している。
そして5月に赤西仁が日本に帰国。「KAT-TUNをやめるつもりはない、今後も応援してください」とコメント。
しかし、6月19日、20にちに赤西仁がアメリカのロサンゼルスでソロライブを行うことに。また、9月10月にアメリカツアーを行うことも判明する。
こうしてどんどん赤西仁は日本ではなく、アメリカでの活動を中心にしていく。
またPV映像の赤西仁部分の映像は全てカットされ、MCでも赤西仁の名前が出ることはなくなる。
2010年7月20日、ジャニーズ事務所の公式携帯サイトでグループ脱退と本格的ソロ活動開始を発表
そしてついに、2010年7月には本格的にソロ活動を開始するために、KAT-TUNを脱退することが発表される。
当時の故人ジャニー喜多川社長は「米国で失敗したらKAT-TUNに帰っておいでなんて甘いことを言ってはダメ。“かわいい子には旅をさせよ”ではないが、好きな道を思い切りやらさせるしかない」と退路を断ち夢に向かわせる親心を見せつつも「赤西が戻りたいと言っても、これで2回目。同じようなことはメンバーも世間(ファン)も許さないだろう」と、ファン感情も考慮したコメントをしている。
赤西仁がジャニーズ事務所を2014年2月28日に退社!契約解除を申し出る!KAT―TUN脱退、黒木メイサとの電撃結婚など“オレ流”を貫きたい赤西仁と、活動方針をめぐり食い違ったことが濃厚
— Jin Akanishi 赤西 仁 (@Jin_Akanishi) March 2, 2014
そして、2014年2月末で、赤西仁はジャニーズ事務所を退所することになる。
これには、KAT―TUN脱退、黒木メイサとの電撃結婚など“オレ流”を貫きたい赤西仁と、活動方針をめぐり食い違ったことが退社を申し出た原因と考えられる。
また、ジャニーズ事務所は、黒木メイサとの恋愛を事後報告した赤西仁に対して、事実上の謹慎生活というペナルティーを課していた。
しかし、この恋愛禁止という契約が赤西仁にとっては許せなかった。
「恋愛禁止という契約があったら、僕はこの仕事をやってない。普通の男の子なんで恋愛はしますよ」
恋愛禁止を掲げるジャニーズ事務所と、赤西仁には埋まらない溝が生まれてしまったのだ。
先輩に敬意を表さなかったり、後輩を可愛がらなかったりも退社を加速させた要因か
また、赤西仁には以前からジャニーズファンをも怒れる原因である、王様的な態度もかなりひんしゅくをかっている。
赤西仁のモットーは、何といっても「仕事よりプライベート」という考え。それにより、他のメンバーやスタッフが困ることになってもお構いなし。
同じジャニーズ事務所の先輩に敬意を払うどころか、後輩を馬鹿にする始末。
番組で共演した後輩グループA.B.C-ZとKis-My-Ft2のグループ名の呼び方を間違えたり、茶化すような態度だったことが、彼らのファンの怒りをかうことになったのだ。
ジャニーズファンにはアンチ赤西仁というファンも少なくないので、こうしたふざけた態度がますます赤西仁を遠ざける結果になったのだ。
こういったことも退社を加速させた要因である。
田中聖の事務所解雇が影響とも言われた
赤西仁のジャニーズ事務所退所には、親交の深かった田中聖が度重なるルール違反により事務所を解雇されたことが原因では?という憶測も広がった。
しかし、田中聖自身はこのことに関しては寝耳に水といった感じで、完全に否定している。
すっごいたくさん色んな質問来ますが、僕自身は何も知らないので、逆に僕の影響みたいに言われて驚いてるぐらいで。
勝手な事は言えないので何も言えませんが彼は人に影響されてってタイプの人ではないし彼の言葉と行動を信じて応援してあげて欲しいです。
当たり障りない事しか言えなくてゴメン— Koki Tanaka (@koki1105t) March 2, 2014
これはマスコミによるデマである可能性が高いように思うが。
赤西仁の現在について
日本では、身勝手な行動で批判する人も多い中、突然のジャニーズ事務所退所発表をした赤西仁。
今現在彼はどうしているのだろうか?
噂では年収3億円越え、ハワイにセカンドハウスを購入など、大成功を収めている話がちらほら聞こえてくる。
だが実際にはアメリカでの成功は実現せず、代わりに赤西仁が目を付けたのが、中国への進出だった。
「再始動を宣言したわずか2カ月後の2014年9月には、中国のスターが集結する『上海西岸音楽祭』に登場。
その後も2年連続で中国でライブを行うなど活躍し、2015年に開催された音楽の式典『2016愛奇芸尖叫之夜』では、日本人アーティストとして初めて『年度音楽大賞』『アジア人気アーティスト賞』W受賞を果たす。
さらに2018年には、ドラマ『大溌猴』にイケメンの二郎神・楊戬役で出演し、現地ファンを熱狂させている。
今では中国最大のSNS「Weibo」のアカウントも開設。そのフォロワー数は280万人を突破。
XJAPAN.YOSHIKIが100万人、木村拓哉が183万人という数字から比べると、赤西仁がどれだけすごいかが伝わってくる。
そう、彼は自分の意志を貫いて大成功を収めていたのだ。
管理人の小言
赤西仁は個人的に好きである。
昔はファンだった時期もある。
ファンといってもライブをみにいくような熱心なファンではなく、出ている番組をみるくらいだが。
なんで赤西仁が好きになったかというと、姉の影響である。
姉は亀梨和也が好きであった。
ジャニーズファンなら見るであろう、少年倶楽部を毎週欠かさずリアルタイムで見ていた。
見れない際は録画してビデオを見ていた。
そんなある日のこと、いつものように姉は少年倶楽部を見ていたのだが、たまたま管理人の目に映像が入った。
そこには1人のイケメンがいた。
しかし只のイケメンではない。
圧倒的なオーラを放ったイケメンだ。
そう、それが赤西仁。
この圧倒的な美男子でオーラを放つ男性に管理人の目が釘付けであった。
だからごくせんも欠かさずみていた。
色気がやばい、男なら憧れると思う。
うん、このイケメン反則だ。
話を赤西仁のグループ脱退及びジャニーズ事務所退所の話に戻すと、管理人的には赤西仁はグループではなくソロでこそ活躍できる人物であると思った。
もちろん、グループで活躍もできると思う。
実際、数年はグループで活躍していたわけだし。
しかし、それにより彼の個性が失われてしまう危険性がある。
彼は感性を大事にするアーティスト気質であり、そういう人間はグループではなくソロ向き。
故に留学もアメリカへの挑戦も思い立ったタイミングで行なっている。
その挑戦に対してKAT-TUNのメンバーは寛容であったし、故人のジャニー喜多川社長も寛大な対応であった。
だから、彼なりの個性を維持しつつグループ活動できたと思う。
これがもし、反対されて好きなことができていなければ、個性が失われていたかもしれない。
仮に失われていなくても少なくとも今のような繊細さは持ち合わせていなかった気がする。
そうすれば、彼は今と違った人生を歩んでいたので、中国で成功することもなかったと思う。
とはいっても赤西仁は意志が強いので、何かしらの分野で成功していたと思うが。
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