「天才てれびくんMAX」や「3年B組金八先生8」など人気番組の子役として活躍していた俳優の井之脇海さん。
子役の年齢を過ぎても、俳優として着実にキャリアを積み重ね、今や人気俳優の一人と言ってもよいでしょう。
ドラマや舞台でも大活躍の井之脇海さんの両親や子役デビューのきっかけなど、俳優としての彼のルーツを見てみたいと思います。
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井之脇海の両親は離婚!理由は人生観の違いか!父親と関係良好も離婚後は一人暮らしするまでは暮らしするまでは母親と祖母と暮らしていた
画像出典元:週刊女性PRIME
井之脇海さんは、1995年11月24日生まれの28歳(2024年現在)。
米軍基地や軍艦「三笠」で有名な神奈川県横須賀市に生まれた井之脇海さんは、高校生のころに両親が離婚したそうです。
離婚理由は、”人生観の違い”のようで、「無理に違いを我慢してそれぞれが”らしさ”を失わないように」ということなのではないかと推測します。
「3組に1組は離婚する日本」では、両親が離婚することは決して珍しいことではなくなったとは言え、家族にとっては一大事。
離婚をきっかけに離れた親と疎遠になるケースも少なくありません。
しかし、井之脇海さんは、離婚後に離れて暮らしている父親とは良好な関係を築いているそうで、何よりです。
場合によっては、離婚後に親権を得た親が、”片方の親に会わせないようにするほど拗れるケース”もありますが、そうではなかったことが、井之脇海さんのその後の人生にも大きな影響を与えているのだと思います。
両親の離婚後は、高校を卒業して”一人暮らし”をするまでは、母親と祖母と暮らしていたことを、2021年のインタビューで明かしていました。
”一人暮らし”をしたことで「支え合うことが素敵である」と気が付き、母親への感謝を口にする井之脇海さん。
人への感謝を表に出すことのできる大人に成長したのですね。
筆者も大学進学を機に上京し、”一人暮らし”をはじめましたが、家事や炊事を自分で行うようになって「母親や家族のありがたみ」を痛感しました。
そのとき、「人は知らず知らずのうちに支え合って、助けられているのだな」と、しみじみと感じたものです。
そんな家族愛の強い井之脇海さんは、2017年(22歳)のインタビューで「久しぶりに両親とご飯に行ってアジの活き作りを食べて切なくなった」と一瞬ドキッとする発言を残しています。
しかし、これば”自身が涙もろいため、アジに同情した”という内容であったそうです。
ファンとしては、”両親の離婚についての切なさ”ではなくて、ひと安心ですね。
父親は一般人のため情報はほぼないが、登山か趣味で井之脇海もその影響を受けている
井之脇海さんは、父とは、一緒に登山をするそうで、”父から登山を通して様々なことを学んだ”と言います。
父親の影響を受け井之脇海さんは、一人でも登山に行くほどの”登山フリーク”になりました。
登山にどんどんのめり込み、24歳のころには”日本百名山の90を制覇した”という井之脇海さん、父からは「登山と人生という山の上り方」をも学んだのかもしれません。
画像出典元:芸能人の〇〇なワダイ
井之脇海さんの父親は一般人であるため、これ以上の情報は出てきませんでした。
しかし、登山という趣味は、防寒具やリュック、その他のギアが比較的高額であることもあり、井之脇海さんの父親が「大手企業の社員や実業家、個人事業主」など、それなりの収入がある人物である可能性が考えられます。
また、井之脇海さんを見ていると、自然を愛する心穏やかな人という印象もありますので、父親がそういった人物であることも考えられますね。
少なくとも、父親は、離婚後も”自分の足でしっかりと人生を歩んでいる”ことは間違いないでしょう。
韓国人の噂は嘘!
井之脇海さんの父親が一般人であることは先に紹介した通りですが、「父親は韓国人である」という噂がありました。
しかし、この”噂は嘘”と見てよいでしょう。
事務所の公式プロフィールやウィキペディアの内容を見ても、そういった情報はありません。
もともとは、井之脇海さんが”韓流俳優のソ・イングクさん”に似ていることから、「井之脇海さん本人が韓国人なのではないか」と噂されたことがきっかけだったと思われます。
画像出典元:美韓
画像出典元:テレ東
噂の検証のため、写真で二人を見比べてみます。
目元、鼻、口元が似ている感じがしますし、笑った感じもよく似ていますね。
しかしながら、二人が何らかの関係があること、血縁であることは確認できませんでしたし、井之脇海さんが韓国人である事実も確認できませんでした。
こちらの”噂は嘘”と見てよいでしょう。
”他人の空似”とはよく言ったものですが、同じ人種の韓流スターと日本の俳優タレントが似ているケースは思いのほか多いものです。
母親は体が弱いが、井之脇海の子役デビューのきっかけを作った人
父親に続いて、母親についても見ていきましょう。
かつてのインタビューの中で「母親はもともと体が弱い」と語っていた井之脇海さん。
「急に入院することもあった」ようで、母親との連絡はこまめに行っているようですね。
しかし、そんな母親想いの一面が井之脇海さんの将来を方向づけることになります。
当時、実家で飼っていた愛犬のハナちゃんが病気になったとき、同時に母親も病気になってしまい家族に重たい空気が流れていたそうです。
井之脇海さんは、そんな状況を変えたくて俳優の道を志すようになったといいます。
ある日、重たい空気に耐え切れずに母親に怒りをぶつけてしまった井之脇海さんに、母親は「あなたは何がしたいの?」と問いかけました。
井之脇海さんは、「どうしたら自分を見てもらえるか一生懸命考えた。そして、テレビに出れば見てもらえると思いついた」と答えます。
そんな自分の想いが子役デビューのきっかけとなり、「劇団ひまわり」に入団しするのでした。
画像出典元:エンタメブログ
このエピソードは、井之脇海さんが9歳のころの話だそうです。
わずか9歳の子供が、”自分の存在で家族を変えたい”と考えて、”自分を見て明るくなってほしい”という結論を導いたことが、涙を誘いますね。
”病は気から”とも言いますが、母親に明るい気持ちで生きてほしい、という息子の「優しさ」がきっかけとなった井之脇海さんの俳優への道。
筆者は、純粋で真っ直ぐなその一本道に、感動せざるを得ませんでした。
自分自身が年齢を重ねて、親が高齢になればなるほど、そういった「優しさ」を忘れてはいけない、と思わせてくれる心温まるエピソードですね。
井之脇海は音楽の名門一家!
画像出典元:フジテレビュー
井之脇海さんは、母親の祖父は作曲家の宮城道雄さんの最後の弟子であり、祖母は箏の生田流の師範だそうです。
宮城道雄さんは「春の海」という曲が日仏米でレコード発売される偉大な作曲家、箏の生田流は宮城道雄さんが開発した十七紘琴の伝統流派のひとつとして非常に有名です。
また、母方の叔父は東京交響楽団のフルート奏者とのことで、名門音楽一家生まれの井之脇海さんの母親も何らかの音楽に触れていると思われます。
音楽に縁のある井之脇海さん自身もピアノが特技で、ドラマの撮影などでは代役を立てずに自分で演奏するほどの腕前なのだとか。
そんな、音楽にも造詣のある井之脇海さんは、2019年に出演したドラマ「ギヴン」では、バンドの大学生ドラマー役として出演。
同ドラマのインタビューでは「ピアノは一人で弾くものだが、ドラムはみんなで演奏するもの」、「みんなで作り上げる楽しさを感じる」などのコメントを残し、本物のドラマーさながらの思考や表情、雰囲気を感じさせる演技には目を見張るものがありました。
井之脇海さんは、ほかのドラマでも音楽関係の役柄を演じていることがありましたが、音楽的雰囲気が彼の”引き出しのひとつ”として武器になっているのですね。
さて、今回は、井之脇海さんの両親の離婚や顧客デビューのきっかけとなった母親、人生に影響を与えた父親などについてご紹介しました。
家族を想い、家族からの影響をうまく俳優業に還元している井之脇海さんのバックボーンがわかり、より一層ファンになった方も多いのではないでしょうか。
2024年で28歳となり、”俳優盛り”に突入した井之脇海さんの活躍を、これからも応援していきましょう。
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