黒木華(くろき はる)さん(33歳)は、2010年にNODA・MAP『ザ・キャラクター』にアンサンブルキャストとして参加し、同年9月にはNODA・MAP番外公演 『表に出ろいっ!』に娘役で出演しました。
その後映像作品にも活躍の幅を広げ、『シャニダールの花』で第87回キネマ旬報ベスト・テンの新人女優賞、『小さいおうち』では第64回ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞、2012年には『おおかみこどもの雨と雪』で声優にも初挑戦するなど、実力派の女優です。
今回は黒木華さんの韓国人説やハーフ説について検証していきます。
目次
黒木華は韓国人でも韓国のハーフでもない!日本人!
黒木華さんは大阪府高槻市出身で、名前は本名です。
幼い頃より母に連れられて映画や芝居を見て育ち、兄弟やいとこと一緒に地域の児童劇団に参加し、演技を褒められたことをきっかけに、演技が好きになりました。
全国大会で優勝実績もある演劇の名門・追手門学院高等学校に進学して演劇部に所属し、『演劇部のエース』として1年時から3年間主役を務めるほどの実力を発揮。
女優を志して、卒業後は映画制作や演劇を学べる大学への進学を希望し、自宅から通える京都造形芸術大学芸術学部映画学科俳優コースに進学しています。
このように、黒木華さんは産まれてからずっと日本で活動している、れっきとした純日本人です。
また過去にABCテレビの『探偵!ナイトスクープ』に出演した際に家族の名前も明らかになっています。
黒木華ちゃん、探偵ナイトスクープに出ててワロタ pic.twitter.com/RlMrVDlfXs
— キューブマン (@cube_kouhei) May 23, 2016
幼少時代は人見知りだったという黒木華さんですが、12歳の時に『探偵!ナイトスクープ』に出演。
『探偵!ナイトスクープ』での依頼内容は、「母親が友人に『娘は運動神経がない』と送ったのが腹が立ったので、特技をお母さんに披露して見返したい」とうことで、足を高く上げるという内容でした。
黒木華さんは「すごい特訓しました。家の電話から母の携帯にかけるという。足の指でボタンを押して…」と、当時を振り返っていました。
この時、母親の名前が『貴子』さん、弟の名前が『侑太』君と表示されており、父親については黒木華さんが「大阪のおっちゃん」と言っていることから、両親ともに日本人ということが分かります。
つまり、黒木華さんはハーフではないということです。
では、黒木華さんの韓国人説やハーフ説はどうして出てきたのでしょう。
理由の一つに、演劇で活躍していたにもかかわらず、学生時代の写真があまり出回っていないことがあります。
こちらは黒木華さんの幼少期の写真で七五三の時の様です。
しかし、幼い頃の写真はこれくらいで、小中学校や高校の卒業アルバムの写真などは出回っていないそう。
もっと深く探っていけば出てくるのかもしれませんが、黒木華さんの活躍はここ数年程なので、まだそんなに出ていないだけかもしれません。
噂された理由①韓国人の女優に似ている
噂された次の理由に、黒木華さんが韓国人の女優に似ていることがあります。
黒木華さんの顔立ちは色白で目元が涼しげな印象。
このような柔らかい雰囲気は韓国の女優に多いようです。
Xでは韓国ドラマに黒木華さんっぽい人が出演していたという声もありました。
これは『恋慕』というドラマで、世子嬪役で出演していたのは、ガールズグループ『DIA』のメンバーで女優のチョン・チェヨンさん(25歳)です。
出典:https://ekr.chosunonline.com/index.html
こちらがチョン・チェヨンさんですが、色白で涼しげな目元がやはり黒木華さんと似ているような気がします。
さらに韓国映画『マリオネット』の主演女優イ・ユヨンさん(33歳)も、黒木華さんとそっくりだと話題になったことが。
出典:https://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo
出典:https://omoitattagakichijitsu.com/
似ていると話題になったこちらの画像、左が黒木華さんで、右がイ・ユヨンさんです。
並べてみると、そっくりなのが分かりますね。
他にもXでは黒木華さんが韓国人に似ているという話題が多くあります。
また、カメラアプリ『SNOW』の『そっくり診断』で、黒木華さんか韓国の人が出てきたという方もいたとか。
AIから見ても、黒木華さんの顔立ちは韓国人っぽいところが所があるのかもしれません。
そうなると、黒木華さんの雰囲気だけではなく、顔の作り自体が韓国人っぽいということでしょうか。
これだけ韓国の方に似ているということは、韓国人や韓国人ハーフと言われるのも仕方ないのかもしれません。
噂された理由②ドラマの役柄の影響
次に、黒木華さんの出演したドラマの役柄の影響という理由から。
黒木華さんは、堺雅人さんと新垣結衣さん主演のリーガルコメディドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ)に出演しています。
その際演じた役が、『本田ジェーン』という弁護士。
名前がハーフっぽいのに加え、検察官からイメチェンして弁護士になったという設定で、ヒッピー風のファッションと、しゃべり方も帰国子女の様でした。
この役のイメージから黒木華さんがハーフではないかと噂されたようです。
役柄の印象が強いという事は、それだけ演技力が高かったとも言えますね。
噂された理由③中華系のハーフのモデルでタレントの「はなさん」と混同されたから
他にもモデルでタレントのはなさん、本名 神原はな(かみはらはな)さんと混同されたようです。
黒木華さんとはなさんは、どことなく容姿が似ているのと、同じくタレントなので間違えやすかったのでしょう。
はなさんは、貿易商の父親と、横浜中華街の老舗高級中華料理店『華正楼』を実家に持つ母親との間に生まれました。
母方の祖父が中国人であり、はなさんはハーフではなく、中国とのクウォーターになります。
このことから、名前や雰囲気が似ていることから2人が混同され、黒木華さんがハーフではないかと噂されたようです。
噂された理由④名前から
出典:https://www.womenshealthmag.com/jp/
黒木華さん(くろき はる)は前述のモデルの名前のように、黒木華(くろき はな)と読み間違えられることが多いようです。
『華』は『はな』ではなく、『はる』と読みます。
これは本名で、父親が命名する際に、「娘の人生が春のように華やかであって欲しい」という願いを込めたそう。
本人は『はる』と呼んでもらえないことが多かったため、昔はその名前が好きでななかったそうです。
しかし、今はそれも話のネタになるので「良い名前だな」と思っているんだとか。
現在は3回以上『はなちゃん』と呼ばれたら返事をするようにしているそうです。
有名になった今でも呼び間違えられることが多いので、『はなちゃん』はあだ名だと解釈しているようです。
この名前もハーフと言われる噂の一つだったようです。
噂された理由⑤NGシーンで韓国語を使っていたから
黒木華さんが出演していたドラマ『イチケイのカラス』では、NGを出してしまった時、韓国語で大丈夫の意味の「ケンチャナ」を何度か言っていたことから、韓国とのハーフではないかと言われるようになったようです。
出典:https://waiparavalleynz.com/
なぜ黒木華さんが韓国語で「大丈夫」と言っていたかというと、ドラマのスタッフには韓国系の方が多く参加していたそうで、分かりやすいように韓国語を使っていたみたいです。
このシーンを観て、黒木華さんを韓国人と思った方も多かったのでしょう。
黒木華が韓国以外のハーフとも噂されていた
黒木華さんは韓国以外のハーフと噂されたこともあります。
噂された理由①同姓同名のハーフモデルと混同されたから
1つ目の理由に同姓同名のハーフモデルの方と混同されてしまったことがあります。
こちらが黒木華さんと同姓同名のモデル、黒木華(くろき はな)さんです。
同じ名前ですが、読み方が違います。
黒木華(くろき はな)さんの方はフィリピンハーフでモデルをしています。
目鼻立ちがはっきりしていて、ハーフ顔なのが分かります。
この方と混同され、ハーフではないかと噂されたようです。
噂された理由②フランス語を話せるから
また黒木華さんはフランス語が話せるそうでフランスのハーフ?とも噂されたことがあります。
仏映画『ポンヌフの恋人』『ピアニスト』などを鑑賞し、フランスを「行ってみたい憧れの国だった」という黒木華さん。
昔からフランス映画が好きでそこからフランス自体に憧れ、興味をもちフランス語を習得したそうです。
そして習得した語学が仕事にも活かされており、2018年10月から2019年3月まで、NHK番組フランス語講座『旅するフランス語』という番組にガイドとして出演しています。
出典:https://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo
この番組では旅気分を味わいながらフランス語を学ぶ内容で、黒木華さんは約1カ月のフランスロケに参加。
同国を訪れるのは初めてで、パリでエクレアや野菜の煮込み料理、ラタトゥイユなどを味わい、リヨンではワインやチーズの生産者を訪問。
現地の食材を使い、得意という料理の腕前も披露しながら、フランス語に慣れ親しんでいくといった内容。
実際、黒木華さんが現地の方とフランス語で会話するシーンもあり、評判が良かったようです。
ちゃんと相手の話す内容を理解し、それにアドリブで応える事が出来ていますね。
フランス語をマスター出来たら「フランス映画にも出演してみたい」と話していたので、将来、フランス映画で黒木華さんを見る事が出来るかもしれません。