ソロの女性シンガーとしては、やや珍しい英表記のmilet(ミレイ)さん。
公式ホームページでも出身地の詳細や生年月日などパーソナルな情報はほとんど公表されておらず、謎めいたところも魅力のmiletさんですが、隠れた部分を知りたくなるのは人の性でしょうか。
今回は、miletさんの生い立ちに迫ってみたいと思います。
目次
milet(ミレイ)は帰国子女
画像出典元:Instagram
miletさんは帰国子女です。
出身や細かな経歴が明らかになっていないmiletさんにとって、数少ない情報が帰国子女とは、かなりインパクトあありますよね。
帰国子女とは、保護者の仕事などの関係で海外で生活していた子供が帰国した際に、その総称として括られるもの。
日本で帰国子女として括られる場合は、その国籍は日本となります。
日本では、年間に約1万人~1.5万人ほどの帰国子女がいると言われています。
miletさんは、中学生から高校生の期間にカナダで過ごし帰国。
英語圏での生活が長く、日常的に英語に触れていたmiletさんは、作詞作曲の際は、英語のフレーズときっかけに日本語の楽曲に仕上げていくという、ワールドワイドなスタンスだそうです。
国内でインターナショナルスクールに通っていたミュージシャンでこういった楽曲制作のスタイルを取る方もいるそう。
2つの言語を操るミュージシャンだけの奥行きというものなのでしょうね。
milet(ミレイ)の生い立ち
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では、そんな帰国子女のmiletさんの生い立ちを見て行きましょう。
小学校3年間で300個の詩を暗誦
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miletさんは、小学校3年間で300個もの詩を暗誦したそうです。
ものすごい数ですし、ものすごい記憶力。
本人が言うには、意味は分からないがとにかく覚えたという日本語の詩が、後の楽曲制作に生きているようです。
人間の脳は10歳くらいまでは、生きていく基礎となるシンプルな情報を大量にインプットしておくと言われています。
そんな時期に300もの言葉や文節をインプットしたことはmiletさん独自の能力に繋がったのでしょう。
とにかく英語、日本語含めて言葉というものをたくさんインプットした小学校時代です。
中学時代は引きこもり
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そんなmiletさん、中学時代は引きこもりだったそうです。
人間は大人になるために思春期に入り、必ず心と体のバランスや自分という人間の「核」を探すような時間があります。
そのふり幅は人それぞれ。
時には、そのバランスがうまくかみ合わず、引きこもったり学校を休んだり、道を外れたりもします。
その期間は、アニメ映画の「河童とクゥの夏休み」が心の支えになっていたというmiletさん。
引きこもりながら、いつか周りの世界に認められ、世の中と触れあうことを心に秘めていたのかもしれません。
高校ではフルートを専門に習う
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引きこもった中学時代を経て、高校に入ったmiletさん。
フルートを専門に習っていたようですね。
自らの心や考え、主張や想いなどを表現する際に言葉だけでなく音楽やその演奏による強弱や抑揚も使うことができるようになったことでしょう。
ミュージシャンとして、心や感情を音として表現できることは、非常に大きな武器となっていると思います。
映画音楽にも興味があったため早稲田大学文学部へ入学
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映画音楽にも興味があったmiletさんは、帰国後に早稲田大学文学部に入学しました。
同大学の文学部では、映像や演劇について学ぶコースに在籍し、音楽と表現、演出などを学んだmiletさん。
その中でも、とくに「サイレント映画」を学んだというmiletさんですが、音は表情、映像や間といった言葉以外のところで音で表現するというインプットが、後の楽曲としてのアウトプットに繋がっているのかもしれません。
シンガーソングライターとして、ボーカルの主旋律以外にも感情表現豊かな曲を手掛けるmiletさんには、こんな秘密があったのですね。
早稲田大学時代に歌で友達を感動させる
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大学時代には、歌で友達を感動させたというmiletさん。
心の病で落ち込んでいた友達の前で歌を披露したところ、その友達が元気を取り戻したそうです。
こういった体験が「歌を謳う喜びや意味」の原体験になったのではないでしょうか。
誰かを想い何かを行動を起こし、そのことが誰かを救ったり後押ししたりする。
仕事の根源はこれに尽きるのではないでしょウケ。
早稲田大学卒業後は音楽の道へ
そうした体験を軸に、音楽を仕事にしようと決めたmiletさんは、大学卒業後は音楽の道へと進みます。
企業への就職活動には目もくれず、自らのデモテープをレコード会社に送り、デビューへの道が開けたmiletさん。
音楽のデータ化も進む昨今ですが、「デモテープを送る」という行為の”重さ”を感じるエピソードですね。
あらゆることがスピーディに手軽にこなせるデジタル時代の中で、ライブや舞台があることの意味を考えさせられます。
milet(ミレイ)が帰国子女であることが仕事に与える影響について
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miletさんが帰国子女であることが仕事に与える影響を見てみます。
英語の発音がネイティブで歌い方が独特だという評価のあるmiletさんには好影響とみてよいでしょう。
これは明らかに、海外で英語に触れてきたことによるmiletさん独自の個性ですよね。
英語の音節や日本語の音節を組み合わせて、メロディや楽曲に一番ハマる音を乗せた結果なのでしょう。
その人にしかできないものがある、これが本物のクリエイティブですね。
かつて、日本語はハードロックやメタルサウンドには合わない、という理由から日本のロックバンドが英語と日本語を巧みに組み合わせたように、miletさんも、英語と日本語をそれぞれの音を自在に融合して、楽曲を作っているのです。
milet(ミレイ)はハーフではない
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英語がネイティブに近いことから、miletさんはハーフではないかと言われますね。
結論から言うと、miletさんはハーフではありません。
海外での経験、育ってきた海外文化を持ち合わせている人間性などの部分からもハーフのように感じることもありますが、純日本人です。
世界各国で働くことができる時代になり、日本人に限らず国籍と生まれ育った国が異なるハイブリッドな人が多くなりましたね。
これが、新しい時代の新しい標準的な姿になるのかもしれません。
国籍は日本で東京都出身
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ハーフではないmiletさんの国籍は日本、東京都出身です。
東京都のどこであるかまでは明かされていないようですね。
デビュー時には、東京都出身ということも明かしていなかったmiletさん。
独特のミステリアスな世界観が魅力であるmiletさんにとって、出身はそれほど重要なものではないのかもしれませんね。
日本×中国人のクォーターとの噂も
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miletさんには、中国人とのハーフという噂もありましたね。
ネット上では、知り合いを名乗る人物が「miletさんの父親が中国人とのハーフ、本人はクォーター」などの書き込みをしたことがその出所。
しかし、この情報には裏を取る術もなく、あくまで噂止まりとなります。
milet(ミレイ)がハーフと疑われた理由について
では、miletさんがハーフであると疑われた理由を見てみましょう。
①日本語がカタコトに聞こえる時があるため
海外生活も長かったmiletさん、日本語がカタコトに聞こえる時があるため、ハーフではないかと言われています。
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英語っぽい音が出てしまうこともあるでしょう。
それは、関西の方が関西訛りが出てしまうことに近いのかもしれません。
また、発音の仕方や話し方などの理由からイントネーションに個性のある方もいますね。
日本語がカタコトに聞こえるからと言って、一概にハーフとは言いにくい側面もあるでしょう。
②日本語ですら英語に聞こえてしまうため
場合によっては、日本語ですら英語に聞こえてしまうこともあるようです。
前の①で紹介した通りですが、私たちも意図せず英語のようなイントネーションになってしまうこともありますよね。
③そもそも英語の発音が良すぎるため
そして、そもそも英語の発音が良すぎるため、という理由もありますね。
海外で、海外の方と英語でコミュニケーションをとている訳ですから、発音はよくて当たり前だったりはします。
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例えば、アメリカ育ちの宇多田ヒカルさんが鮮烈なデビューを飾ったときも、その英語の発音に強烈に驚いたのと同じなのかもしれませんね。
④容姿端麗で韓国アイドルに似ているため
miletさんが容姿端麗で韓国アイドルに似ているため、という理由もありますね。
一部では、BLACKPINKのジスさん(写真上)やRed Velvetのアイリーンさん(写真下)に似ているという声もありますね。
画像出典元:billboardJapan
画像出典元:ORICON NEWS
そういったことから、「かわいいからハーフかも」という推測や憶測が飛び交っているのです。
写真を見ると、確かに似ているところもありますよね。
⑤本名含めプロフィールが謎なため
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また、miletさんは本名を含めプロフィールが謎であるため、ハーフであると言われる部分もあります。
謎が多いがゆえに、miletさんの国籍にさえも噂が及ぶこともしばしばです。
美人で英語が上手で、謎めいた存在となると「ハーフでは?」という噂が出やすかったり、そういった可能性を話してみたくなったりしますよね。
そういった憧れにも似た気持ちが湧いてくるのもよくわかります。
歌やソングライトのセンスや才能、かわいいルックス、謎めいた経歴。
本人のポテンシャルを熟知したプロモーションの結果が、「ハーフの噂」に繋がったのかもしれません。
今回は、miletさんの生い立ちに迫ってみました。
海外での経験が、miletさんをmiletさんたらしめていることがよくわかりましたね。
そのことを知って、今後の活動に益々期待も高まるmiletさんを、これからも応援していきたいと思います。