独特の透明感とミステリアスな雰囲気の美人女優といえば美村里江さんですね。
デビュー当時は”ミムラ”というカタカナ名義であることも相まって、素性の見えない”謎めいた魅力”を武器に一気に知名度が上がりました。
現在は”美村里江”として活動する彼女に、数年前に国籍にまつわる噂があったようですが、ご存知でしたか?
今回は、美村里江さんの”国籍”について見ていきたいと思います。
目次
美村里江の国籍は日本!韓国人はデマ!本名は「小暮理江」で純粋な日本人!
画像出典元:cinra
日本人とは思えないくっきりとした美しい二重の瞳。
その瞳は、まるでメデューサのそれのような独特の美しさや透明感、神秘性を備えている美村里江さん。
人の苗字のような名前でカタカナ表記、日本人離れしたきれいな瞳の美村里江さん(当時ミムラさん)は、デビュー当時からの注目度も高く、あっという間に”ドラマの顔”として定着、人気女優となりました。
そのルックスは、見方によっては韓流美人女優やK-POPのスターのような雰囲気も感じられる美村里江さんには、数年前に「韓国人なのではないか?」という国籍の噂がありました。
しかし、調べてみたところ、美村里江さんは両親ともに純日本人であることがわかっていますし、美村里江さんももちろん純日本人です。
また、「ミムラ」名義で活動中に、「本名は”小暮理江”である」と自ら語っていたことも確認できました。
この本名から見ても、中国や韓国といった外国籍とは考えにくく、その他の情報と合わせて「韓国人であるという噂はデマ」と考えてよいと思います。
念のため、学歴の面からも確認してみましょう。
美村里江さんは、埼玉県立伊奈学園総合高等学校を卒業されています。
画像出典元:埼玉県立伊奈学園総合高等学校
同高校は、偏差値で見れば55~60前後、埼玉県内でもトップクラス位に位置する難関校であるようです。
美村里江さんは、この高校に美術での推薦入学だったそうですが、学校のランクや入学の経緯を考えても、”一般的な日本人家庭の選択肢”に見えますね。
韓国籍であれば朝鮮人学校などの選択肢もあったでしょうが、「比較的大学進学にも開けた普通高校への推薦入学を選択」している点から見ても、安定を求める”日本人型思考”そのもののように感じるからです。
しかし、美村里江さんは「ひいおじいさんが”ロシア人”である」という噂がありました。
世代的にも遠い曾祖父の話ですし、本人がそういった事実を公開している訳ではありません。
美村里江さんの美しいきれいな瞳や真っ白い肌からは、一瞬、「言われてみればそうかもしれない」と感じてしまいますよね。
しかし、この噂に関しては、美村里江さん本人も不明と語っているようで、検証できる材料が出てきませんでした。
これは、完全に”噂”としか言いようがありませんね。
美村里江が韓国人と噂された理由は元旦那・金聖響が在日韓国人3世だったから
さて、本題に戻り調べを続けますが、なぜ「美村里江さんは韓国人」とい噂が出てしまったのでしょうか?
時期を調べてみると、その噂が広がり始めたのは美村里江さんの最初の結婚の時期あたりのようです。
美村里江さんは、2006年に金聖響(きむせいきょう)さんという、在日韓国人3世の指揮者の男性と結婚しました。
画像出典元:チケットぴあ
配偶者が在日韓国人だったこと、前述したような”韓流女優のような美村里江さんの独特の美しさ”がかけ合わさってこのような噂になってしまったのでしょう。
法律の面からみると、外国籍の男性と結婚しても国籍は日本のままですので、結婚を機に国籍が変わったということもありません。
確かに、結婚した相手が外国の人である場合、”同じ国籍であることがきっかけや決め手かも”という意見が浮かんだり、”元々カタカナなのはそういうことか”という連想をしてしまったり、という側面もあると思います。
一世代も二世代も前であれば、”過去の歴史的背景の影響”で、”在日韓国人同士が結婚することが一般的だった時代”もあったのかもしれません。
しかし、”人間の多様性を認め合うこと”や”インターネットを通じた情報化、国際化”が飛躍的に進んだ現代社会においては、もはや「配偶者や親友が日本人とは限らない新しい時代」に突入したと考えるべきなのではないでしょう。
結婚相手が”在日韓国人”だから、本人も”それに準じた国籍”という見方は、少々乱暴なのかもしれません。
画像出典元:JIJICO
こういったことをひとつのきっかけに、「●●人だから■■■だ」というような一方的な見方や偏見を持つ必要がない、ということを考えていければ、と感じますね。
ちなみに、美村里江さんは、「多忙な二人のすれ違い」や「金さんの金銭問題」などの影響もあって2010年10月に金聖響さんと離婚しています。
現在は、2013年6月に”10歳差の医学博士の日本人男性”と再婚し、「夫婦で釣りを楽しむ日々」を過ごされているそうです。
また、美村里江さんの夫は、理学博士としての顔もあり、「魚の研究」をされているそうですよ。
なお、初婚時も再婚時も、美村里江さんに「子供が生まれた」というニュースは出ていません。
美村里江がミムラから改名したのは韓国人説を払拭したかったから?
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美村里江さんが、日本人であることはわかりましたが、その一方で別の見方も存在していました。
美村里江さんは、2018年3月に「ミムラ」から「美村里江」に改名していますが、その改名が、「韓国人である」というイメージを払拭するためのものではないか、という見方です。
「”ミムラ”というカタカナだから外国人」、「旦那が在日韓国人3世だから韓国人」という連想を避けた可能性もありますねが、どうなのでしょうか。
美村里江さんは、大好きだったムーミンのややマイナーなキャラクターの「ミムラ」を芸名に選択したそうです。
そんな名前を使用する美村里江さんは、愛着があって人に知られていない名前を使うことで”自分らしさ”や”ミステリアスなイメージ”を武器にしてきたのだと思います。
しかし、”ムーミン人気”が加速していく中で”ムーミン人気にあやかっている”かのような誤解も生まれ、違和感を感じていたようなのです。
そういった背景から、女優としてともに歩んできた「ミムラ」を苗字に、人生をともに生きてきた「里江」を名前にすることで、「美村里江」として新たなスタートを切ったというのが”改名”の理由でした。
また、改名理由について美村里江さんのオフィシャルサイトである「ミムラララ」では、以下のような3つの理由が挙げられていたそうです。
画像出典元:cinra
前出したムーミンのキャラクター理由に加えて、仕事の幅が広がって得た「大河ドラマ」への出演での”日本名の大切さ”、個人としての自分と女優としての自分がリンクしてきて同一人格として確立できてきた、という意味合いの理由が語られています。
また、本人の言葉で、「事務所との軋轢やプライベートに関連したものではない」とも語られていました。
これにより、美村里江さんが改名した理由は、”今後の仕事における配慮”と、”公私にわたり統一したキャラクターでいられるようになってきた”という本人にとって前向きな理由であることがわかりましたね。
この理由の書き方を見ると、本人が「韓国人説を否定」するというよりは「韓国人説を見て困惑したり心配している」ファンに対して、毅然とした態度で自らの改名理由や日本芸能界での活動意志を伝えたかったという意図がるのではないか、と筆者は思います。
今回は、美村里江さんの”国籍にまつわる噂”をご紹介しました。
美村里江さんが純日本人であったことのほか、韓国人説の噂の出所、女優としての売り出し方や実際の活動から得た感覚や方針などからの改名であったことなど様々なことがわかりましたね。
時代の変化とともに、名前や結婚相手、風貌や雰囲気だけで国籍や人種を断定的に見るべきではない、という新しい視点も改めて大切にしなければならない、という認識も確認できました。
今後も日本の作品や日本の芸能界の中で積極的に活動していこうという意志も感じられる美村里江さんですが、これからの活躍にも期待して行きたいと思います。
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