松田聖子さんや吉瀬美智子さん、浜崎あゆみさんらを輩出してきた福岡県の出身で、若手人気女優の一人である奈緒さん。
シンプルかつキャッチ―な”名前だけの芸名”と”キュートで人懐こい笑顔”が印象的な奈緒さん、本名は何なのでしょうか?
過去の活動などを踏まえながら、奈緒さんの「本名について」や「姓名診断」などを見ていきたいと思います。
奈緒の本名は高添奈緒!3度改名していた
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1995年2月10日生まれの奈緒さんは、2024年1月現在28歳です。
奈緒さんは、高校生のころに福岡の天神でスカウトされたことでモデル活動を開始します。
しかし、今に至るまでに実に”3度の改名”を経験しているのだそう。
活動開始当初の芸名は、「高添奈緒(たかぞえなお)」ですが、実は、この名前は本名でした。
当時、高1だった奈緒さんに配慮して「まずは活動に慣れる」という部分が主になっていましたので、「モデル撮影会」の仕事が多かったようです。
インターネットで検索すると、当時の告知画像が残っていますが、”個人情報の保護の観点”なのか、苗字にモザイクが入っていました。
表情に初々しさが感じられるのですが、目元や口元に面影があって、奈緒さんであることがわかります。
女子高生だったこともあって、今よりは少し”ギャル系”ですね。
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しかし、「下の名前で呼ばれたい」という想いが強く、1度目の改名で「奈緒」として再スタートを切ります。
苗字に「さん」をつけた他人行儀な呼ばれ方が、嫌だったという奈緒さん。
周囲の人やファンの人、周りから”もっと親近感を持ってもらいたい”、”みんなに近い存在になりたい”という想いがあったのかもしれません。
もしかしたら、もっと違う自分になりたいと、もがいていたのかもしれませんね。
そうして活動を続けていたとき、お芝居のワークショップを受け、女優という「仕事」に興味を持ちはじめた奈緒さん。
女優という仕事を意識したときに、親近感や親しみに加えて、一人の人間や人格として世の中に羽ばたいていく気持ちも芽生えたのでしょう。
2度目の改名は2015年。
人生の大きな選択として「本田なお」への改名と上京して女優デビューという決断を下しのです。
有名脚本家の野島伸司さんが総合監督を務めるアクターズスクール「ポーラスター東京アカデミー」の門をたたいた奈緒さん。
このオーディションでの奈緒さんの戦略は、センスと度胸を感じるなかなかのものでした。
「たくさんの人を見ている野島さんには何をしても見透かされる、小細工なしですべてをさらけ出す」という奈緒さんの戦略は見事に的中し、なんと「特待生という栄光とともに第一期生として合格」を果たします。
そうして女優としての道を歩き始めた奈緒さんは、2017年に”3度目の改名”を決断します。
きっかけはマネージャーさんの一言でした。
「”本田なお”は字画がすごく悪い」そうなのです。
実は、母親の反対を押し切って上京すて”勝負をかけていた”奈緒さん、「このチャンスを何が何でも掴むんだ!」という一心だったのだと思います。
”3度目の改名”で「奈緒」に戻した奈緒さんは、ある意味で”原点回帰”を目指したのではないかと思われます。
「奈緒」という名前は、父親が付けてくれた大切な名前でした。
「たくさんの人に愛されるように」、そんな父親の真っすぐな願いを込めた「奈緒」という名前で最後の賭けに出たのです。
その父親は、奈緒さんが生後7か月の頃に亡くなったといいます。
「お父さん、私の最後のチャンスに力を貸して!」、そんな奈緒さんの切なる想いが聞こえてきそうですね。
奈緒さんは、取材で以下のような言葉も残していました。
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学生の頃は、”大人しいながらも自然と人を惹きつけるタイプ”だったという奈緒さん。
”3度目の改名”という最後のチャンスをものにした奈緒さんは、ここから破竹の勢いを見せ始めます。
落選続きだったオーディションに合格し、NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロインの親友役を手にしたのです。
このポジションは、”ネクストブレイク枠”と言われる大切な位置づけで、主役を喰うほどの力を秘めています。
”自らに強い覚悟を植えつけた奈緒さん”だからこそできる、主人公を最大限に引き立て、自らも輝く”準主役”という大役。
運命に引き寄せられたかのような出会いを活かし、素晴らしい演技を見せた奈緒さんは、以降、映画やドラマで目覚ましい活躍を見せていますね。
たかが名前、されど名前。
名前に込めた想いを自らの手で実現していく行動力や努力、直向きさが、奈緒さんがもともと持っていた”人を惹きつける力”を大きく大きく開花させたのではないでしょうか。
高添奈緒を姓名診断で占ってみた!
ここからは、奈緒さんの3つの名前を姓名診断で見ていきます。
まずは、本名でもある「高添奈緒」からいってみましょう。
画像出典元:姓名診断
苗字である天格は、”独立 統率力 名誉”で「吉」となっています。
母親の反対を押し切ってまで状況した奈緒さんの”独立心”は苗字に導かれたものなのでしょうか。
人格を見てみますと、”苦労 挫折 障害”という言葉が飛び交い、「凶」となっています。
地格は、”努力不足 衰退 無気力”となり、こちらも「凶」。
”大成しがたい器用貧乏”となっていました。
器用がゆえに、小手先でも何とかこなせてしまう結果、成長に繋がらない要素があるのかもしれません。
外格になると、”柔軟性 順調 家庭運”となり「大吉」。
”すべてに恵まれた大吉数”となっていて、年齢を重ねるごとに人脈や運が拡がる運勢です。
総格は”浪費 非現実的”で「吉凶混合」、”能力を活かしにくい運気”となっていました。
三才配置は「吉」、陰陽配列は「バランスの良い配置」であり、やや救われますね。
「凶」の要素が複数ありますが、こういった部分を見抜いたのか、直感的に悟ったのか、1度目の改名が別の運勢を連れてきます。
本田なおを姓名診断で占ってみた!
続いて「本田なお」を見ていきましょう。
画像出典元:姓名診断
天格は”多難 大凶”と出ていて「凶」。
出足から暗雲が立ち込めていますが、人格も「凶」です。
こちらも”多難 大凶”となっていて、”虚しさにさいなまれる人”と出ています。
地格も「凶」で、”薄幸 消極的 孤立”となり、”人生に悲劇的な芸術家”となっていました。
外格は、地格と全く同じものが出ていましたが、総格では”苦労 挫折 障害”となり「凶」。
”成功の維持が困難なタイプ”でした。
三才配置は「吉凶混合」、陰陽配列は「バランスの悪い配列」です。
”人生に悲劇的な芸術家”や”成功の維持が困難なタイプ”という言葉から、ゴッホのような印象を抱いたという方もいるでしょう。
生前はその才能が認められず、自らの考えや感情を表現しきれず心を痛め、没後何年も経ってはじめて才能が認められた不遇の天才画家であるゴッホ。
しかし、奈緒さんはそんな自らの運命を、改名によって転換していきます。
どこかで占ってもらったのか、マネージャーさん自身がスピリチュアルな能力の持ち主なのか、真相はわかりませんが、「”本田なお”は字画がすごく悪い」という言葉は、ある意味では正しかったのですね。
奈緒を姓名診断で占ってみた!
最後は、「奈緒」の姓名診断です。
苗字がないこの名前は、空欄では診断できない苗字を「〇」として診断したことをご了承ください。
画像出典元:姓名診断
天格は”出世 指導力 行動力”で「吉」。
人格は”薄幸 消極的 孤立”で「凶」、”人生に悲劇的な芸術家”となっていました。
能力が高いが気分屋で消極的がゆえにこのような運勢となる字画らしいのですが、地格でも”努力不足 衰退 無気力”で「凶」、”大成しがたい器用貧乏”と出ています。
外格では、”成功 名誉 創造力”が出ていて、「大吉」となっています。
”安らぎを人にえる人生”だそうで、「人の助けとなり、癒す力のあるおだやかな人」と表れていました。
総格では”成功 名誉 創造力”で「吉」、”強気で邁進していく人”となっています。
母親の反対を押し切って上京し、今日まで自分の力で邁進してきた奈緒さんにとって、当てはまっているようですね。
三才配置は「吉」、陰陽配列は「バランスの良い配列」でした。
たかが名前、されど名前ですが、「様々な想いを持っての3度の改名と、”3度目の正直”が導いた結果」とも言える診断には、少し驚きました。
姓名診断はあくまで名前や字画だけのものです。
当然ながら、ここで表れたことがことがすべてではありません。
本人の努力や周囲の人間や仕事、考え方や思想などとの出会い、タイミング、偶然が重なって人間の人生は作られていきます。
「たくさんの人に愛されるように」という父親の想いが、奈緒さんを救ったのかもしれません。
奈緒さんの3度の改名や3つの名前の姓名診断を見ていて、その都度、自らが考えて行動し、修正を繰り返していくこと、常に「今を最善にする努力」が必要なのだと痛感しました。
昭和の大打者であり名捕手、平成の名監督である故・野村克也氏は、選手に「最もいけないのは何もしないことである」と話していたそうです。
奈緒さんは、自らの理想や目指す姿を常に考え、それを名前を通して実現することで自らの人生を切り開いたのだと思います。
考えた末に、奈緒さんが”何もしなかった”としたら、今の奈緒さんはなかったでしょう。
たくさんの人に愛される奈緒さんを、これからも応援していきたいと思います。
今回は、女優の奈緒さんの「3度の改名」、本名や名前に込められた想い、それぞれの「姓名診断」についてご紹介しました。
この記事が、みなさんにとって何かの役に立てば幸いです。
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