元フィギュアスケート選手の高橋成美さん。
2012年の世界選手権ペアでは、快挙とも言える銅メダルを獲得した「ペア」の第一人者としての功績はとても大きなものがありますね。
現役を引退し、テレビで解説をする機会も出てきた高橋成美さんですが、プライベートにも興味が湧いてきます。
今回は、高橋成美さんの結婚や恋愛について見て行きたいと思います。
目次
高橋成美は結婚していないし夫もいない
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高橋成美さんは、結婚もしていなければ夫もいません。
常に男性と協議をするペアの印象から、結婚しているかのように思っていた方もいらっしゃるかもしれませんね。
高橋成美の結婚観や結婚願望について
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高橋成美さんの結婚観や結婚願望を見てみましょう。
調べてみたのですが、高橋成美さんの結婚観や結婚願望は不明でした。
実際のところはわかりませんが、選手としてのインタビューが多かったため、結婚についてメディアで語る機会はなかったのかもしれませんね。
高橋成美の恋愛観
では、次に高橋成美さんの恋愛観を見て行きましょう。
LGBTQのQ
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高橋成美さんは、2022年10月のイベントで自身について「LGBTQのQではないかと思う」と語っていました。
Qとは「性的少数者」のことを指し、性同一性障害や同性愛、トランスジェンダーとは異なります。
Qは、クエスチョニングやクイアのQであり、性的指向が定まっていないという捉え方が一般的な定義となっています。
人を好きな気持ちが恋愛感情とはイコールにならないという自覚があるそう。
このときのトークテーマがLGBTQであったため、この発言に至ったものと思われます。
こういったことを公表することで、救われる人がいるはずだという信念からの公表、勇気のある行動には敬意を表します。
LGBTQに関しては、「良い悪い」や「正しい正しくない」の問題ではありませんので、その点はご注意ください。
キスに関して独特の考えを持つ
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高橋成美さんは、キスについて独自の考え方を持っていました。
マツコ・デラックスさんとテレビで恋愛の会話していたときのこと。
・「キスしたら付き合う、付き合わないとなる」
・「唾がつくもので、好きな人の唾を食べに行くみたいなもの」
・「好きな人だから唾のところに行くとして、やりたくないしやり方がわからない」
キスについてこう話した高橋成美さん。
考え方や感じ方は人それぞれで自由ですし、自然にそう感じることを否定する権利は誰にもありません。
こういった考え方も存在する、そういったことがLGBTQのQにあたるということなのでしょうね。
それに対してマツコ・デラックスさんは、「現役のときにストイックで、その中で育ってきたから人より大人の女性になるタイミングがズレた、体が求めたらでいい、焦る必要はない」と語ります。
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マツコ・デラックスさん自身も性的には独自の立場にあるためか、一般的な感覚の人と比べて”深い理解のあるコメント”だったのではないかと思います。
私たちが性的な観点から一般的に捉えていることを一般的と捉えていない、それが「Q」なのですね。
カテゴリーとしての区別はあるかもしれませんが、それが差別になうべきではないことは、この機会に押さえておくべきでしょう。
高橋成美は現在まで彼氏がいたことがない
高橋成美さんは、これまでに彼氏がいたことはないそうです。
高橋成美が彼氏がいたことがない理由について
では、ここからは、その理由について迫ってみたいと思います。
①フィギュア時代はフィギュア第一
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なんといっても、フィギュア時代はフィギュア第一だったという理由が上げられます。
高橋成美さん本人も「フィギュア第一で気にしていなかった」と語ります。
決して、日本フィギュア界ののペアのレベルが世界的にも上位常連であった訳ではない時代を切り開いてきた高橋成美さん。
恋愛や結婚というところよりも、いかにして自らのレベルを上げるのかだけが最重要項目だったはずです。
世界という壁に向かっていくアスリートにとって、ときとして恋愛やファッションなどへの衝動などをかなぐり捨てて競技にのめり込んでいくこともあるでしょう。
そういった部分から「恋愛経験が少ない、ない」ことを「年齢的にヤバい」と表現する方もいるかもしれません。
しかし、それどころではない状況になる人間もいるということも、我々は理解しなけれならないでしょう。
②愛し方が分からないから
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また、愛し方が分からないという部分もあります。
人としての「好き」は感じているという高橋成美さんですが、異性としての「好き」という感覚が分からないそうです。
本人の感覚の中に存在しないもののために、「人を気づつけたりイライラさせている」と悩んだり心が締め付けられたことがあったといいます。
この感覚といういものが難しいですよね。
例えば、パンが好きな人にとっては、「パンが美味しくない」と言っている人の気持ちは理解できません。
それと同じように恋愛感覚を持っている方にすれば、恋愛感覚のない方のことは理解できません、逆もまた然りです。
もともと持ち合わせていないものは、誰の責任でもありませんね。
わからないことを極端に責めてしまう風潮もありますが、それは「免許のない人に、なせ運転できないかを問いただす」ようなことだと理解しなければならないのです。
様々な違いの中で、そういったことを認識し許容し、それが当たり前になる世の中に進んで行くことを願います。
高橋成美の熱愛に発展しそうになった異性について
続いては、高橋成美さんが恋愛に発展しそうになった異性について見てみましょう。
徳永ゆうき
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高橋成美さんが、「熱愛か」と噂されたのが演歌歌手の徳永ゆうきさん。
出会いは「ヒロミ・指原の恋のお世話始めました」というテレビ番組でのこと。
お互い第一印象で気になっていたこともあって、カップル成立。
番組上では雰囲気もよく、ディズニーランドの話も飛び出していました。
その際に、高橋成美さんは「徳永さんといるとリラックスできる、無言でも苦痛じゃない」と発言し好印象の様子。
一時、高橋成美さんは「付き合えるなら付き合いたい」と話し、別の番組内で公開デートに発展。
しかし、その後二人の噂や熱愛報道はありませんでした。
番組上の演出だったのかもしれませんね。
ジェラシーを感じていた木原龍一
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高橋成美さんのスケーターとしてのキャリアの中で最も有名なペアハートナーが木龍一さんですよね。
木原龍一さんのスケーティングに好感を抱いていた高橋成美さんは、木原龍一さんとペアを組んでオリンピックを目指すことになったそうです。
オリンピックを目指して、練習も海外遠征も常に二人で行動していた二人。
いつのまにか「世界で一番龍一が好き」と思うようになっていたと話す高橋成美さん。
木原龍一さんがほかの女子と仲良くしていたりすると、ジェラシーを感じていたといいます。
実際、ペアを組んでいたときのインタビューや取材、競技中の様子を見ていると、高橋成美さんが木原龍一さんに特別な好意があったことは、見ていてわかりましたよね。
しかし、「愛し方が分からないから恋愛にはならなかった」と話す高橋成美さん。
過去の経験の中で限りなく恋愛に近い瞬間だったのかもしれませんが、こういう感覚が「Q」ならではなのでしょう。
高橋成美が今後、結婚をする可能性
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そんな高橋成美さんが今後、結婚する可能性はあると思われます。
これまではフィギュアスケート一色だった高橋成美さんですが、マツコ・デラックスさんが言うように「大人の女性になるのがズレた」のかもしれません。
そうした部分の成長が、今後、高橋成美さんに訪れたのなら結婚する可能性もないとは言い切れません。
人生は100年時代に突入し、高橋成美さんはまだ三十代です。
また、そういったタイミングで然るべき相手に出会ってしまったら、なお、結婚に向かっていく可能性も否定はできませんね。
しかしながら、高橋成美さんが恋愛経験がないことや我々が感じる一般論と異なる性的志向だからといって、差別したり叱責したりすることのないようにしたいものです。
人間の価値は、恋愛や結婚だけではありませんし、人間のものの感じ方に間違いなどはないはずですから。
今回は、高橋成美さんの結婚や恋愛についてご紹介しました。
この話を読んで、少しでも勇気や安心を感じることができた方がいれば幸いです。