情報バラエティ「王様のブランチ」で市民権を得て、ドラマ「相棒」で完全にその地位を確立した俳優といえば寺脇康文さんですね。
両作品ともかなりのロングスパンで出演していましたので、その知名度は”筋金入り”で、2022年には視聴者待望の「相棒」復帰を果たし、いよいよ俳優として安定期を迎えた寺脇康文さんには、実は弟がいるそうです。
今回は寺脇康文さんの弟について見ていきましょう。
目次
寺脇康文の弟・博之は医者で現在は聖路加国際病院臨床検査科部長、帝京大学医学部第三内科学講座客員教授!
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寺脇康文さんの弟は、寺脇博之さんといい、なんと腎臓内科の医師です。
経歴を見ると1984年に高校を卒業されていますので、1966年~1967年生まれと思われ、2023年現在は57歳辺りだと思います。
寺脇康文さんは、1962年2月25日生まれ、2023年現在で61歳ですので、弟の寺脇博之さんとは”4歳前後の年の差”ということになりますね。
インターネットで見つけた寺脇博之さんの写真をよく見ると、兄である寺脇康文さんに似ている感じがします。
非常に温厚そうで渋みもある”いい男”といって差し支えありません。
そんな整った顔立ちの寺脇博之さんですが、現在は、聖路加国際病院臨床検査科部長、帝京大学医学部第三内科講座客員教授を兼任されています。
寺脇博之さんは、国立・岐阜大学医学部を卒業した後、腎内科医としてのキャリアをスタートさせました。
国立大学の医学部に合格し卒業している時点で相当優秀なのですが、その医師としての経歴が目を見張ります。
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様々な病院や研究機関を経験し技術や知識を習得し、2015年には福島県立医大の人工透析センター部長、2017年には帝京大学ちば総合医療センター第三内科(腎内科)教授・腎センター長を経験し、2023年4月からは、現在のメイン勤務先である聖路加国際病院の臨床検査科で部長をされています。
聖路加国際病院は、”良い病院のランキング”で知られる国際ニュース週刊誌のNewsweekが行っている「THE WORLD’S Best Hospitals 2020」の日本版では一位に輝いた素晴らしい病院です。
寺脇博之さんの経歴の中にも登場した”人工透析”とは、腎臓を患った患者が定期的に血液を入れ替えることで、クリーンな血液を体内に循環させる医療行為です。
本来、腎臓が担っている血液の代謝機能を人工的に担う医療行為であり、この行為を継続することが命をつなぐ唯一の方法となる非常に重要なものである”人工透析”。
その行為は、年間での巨額の費用が必要なだけでなく、身体に大きな負荷をかけることから、患者になると「障害者手帳2級」を支給され、年間約80万円程度の「障害者年金」を受給できるほどの重篤な病気として位置づけられているのです。
そういった医療機関のトップを担っていた寺脇博之さん、医師としてどれほど重要なポジションやレベルにあるかが、おわかりいただけると思います。
聖路加国際病院の臨床検査科での仕事トータルでの推定年収は3000万円超え
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このようにトップクラスの医師として活躍されている寺脇博之さんですが、”年収”も気になるところですね。
厚生労働省が発表している「経済実態調査報告」を参照すると、医師の平均年収は、1467万8978円だそうです。
サラリーマンの平均年収が約444万円だそうですから、医師の年収の大きさが際立ちますが、その医師の中でもトップクラスの役職である寺脇博之さんの年収は、トータルで3000万円にも上ると言われています。
その内訳は、医師として年齢に相当する年収が約1800万円程度と推測され、管理職である役職手当が200万~300万円、兼任している大学教授として約900~1000万円、合計で年収3000万円強の収入があると見られています。
現金支給されない”福利厚生”のようなものあるはずですので、「年収3000万円+α」というのがより正確でしょう。
この年収は大手企業の役員クラス、またはそれ以上の水準ですし、冒頭にも触れましたが、”「THE WORLD’S Best Hospitals 2020」の日本版では一位に輝いた素晴らしい病院”であるがゆえに、病院での年収がもっと高額になる可能性も十分に考えられますね。
現在勤務されている「臨床検査科」は、簡単に言うと血液の分析を行うことが主な役割となります。
血液内にどのような成分が入っていて、人体にどのような影響を及ぼしているのかを分析しているのですが、血液の側面から病気を測定していくこの部門では、高い専門性や知識が必要とされ、それを活用した高い信頼性が求められるのです。
寺脇博之さんは、多くの患者の治療や治癒に関わる非常に重要な分析部門のトップを担う医師ですから、この水準の年収はある意味では妥当と言えるでしょう。
近年は、サラリーマンの中で、「ワークライフバランス」と言って、適切な休暇や適切な労働時間を創出することが一種の流行になっています。
しかし、業界や業種によっては、「ワークライフバランス」を整えることが難しいものも多く存在しますね。
「ワークライフバランス」とは、相当にかけ離れた「過酷な労働環境で働く医療関係者の方々」ですから、”収入が高い”ことも、本来であれば当然、なのではないでしょうか。
3000万円という年収だけを聞くと、非常にうらやましい限りですが、「お金はあっても使う暇がない」と言われ「夜勤」「急患」「体力勝負」などの要素もあり、心身への疲労も伴う医療関係の仕事は、それだけの報酬があって然るべき、ということですね。
また、労働環境とは別に、高額な年収を手にするからには、それなりの頭脳や難関大学への合格という実績、それなりの企業や施設での勤務とそこでの実績といった、容易にはマネできない背景があります。
筆者も改めて、仕事での努力や成功を意識して、今後の人生を過ごしていきたいと思います。
画像出典元:映画ナタリー
寺脇康文さんは「相棒」1話当たりの出演料、いわゆるギャラが120万円と言われています。
寺脇康文さんが出演するのは、season2~6までは2クールで、1クールはおよそ12話ですから、2クールなら24話、24話×120万円ですと、2880万円のギャラとなりますね。
視聴率の関係でギャラが増えたり、回を重ねてギャラがアップしたりする可能性もありますので、「相棒」だけで3000万円以上のギャラが支払われている可能性が考えられます。
流石に売れっ子俳優となると、稼いでいる額が違いますね。
しかし、俳優という職業は、下積み時代は数万円程度、またはそれ以下の収入しかないケースもありますし、人気商売ですから人気や視聴率によって、ギャラや仕事量も乱高下します。
こちらもこちらで、高額な年収を手にするからには、それなりの理由や苦労がある訳ですね。
ちなみに、寺脇康文さんは水谷豊さんの大ファンで「役者になったのは水谷さんに影響を受けたから」と語っていました。
そのため「相棒」という作品を非常に大切にしているのではないかと思います。
寺脇康文には姉も2人いる
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そんな寺脇康文さん、寺脇博之さん兄弟には、実は、2人の姉もいるのです。
父、母、姉2人、寺脇康文さん、寺脇博之さんという6人家族なのですね。
弟である寺脇博之さんが、”いい男”でしたので、姉二人、両親も整った顔立ちなのではないかと思われます。
個人的には、寺脇康文さんに対して、「兄弟が多い」というイメージはあまりなかったので少々意外でした。
そして、寺脇康文さんの父の職業は、なんと”美術商”なのだとか。
絵画を代表とする美術品は、高額なものが多く、美術商を営んでいる方は一般的に高収入というイメージがありますよね。
寺脇康文さんのご実家は、4人の子供もいたことから推測して、それなりのお金持ちだったのではないかと思われます。
また、寺脇康文さんの母は、寿司職人だと言われています。
結婚前の話なのか、結婚後も継続していたのかなどの情報はありませんでしたが、仮に母が寿司職人として独立・開業していたとしたら、そこからの収入もあったでしょうね。
俳優、医師、美術商、寿司職人と寺脇家のみなさんは、バラエティに富んだ職業で驚きました。
さて、今回は寺脇康文さんの弟・寺脇博之さんについてご紹介しましたが、いかがでしたか。
超優良病院の医師であり、その病院のトップクラスの管理職であり、大学教授でもある寺脇博之さんの年収が3000万円強であることや、医師としての経歴がやば過ぎることがわかりましたね。
寺脇康文さんの今後の活躍とともに、弟である寺脇博之さんの”動向”にも注目していきたいと思います。
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