2011年に、約6,000人の中からオーディションを勝ち抜いた工藤遥さん。
当時は、なんと11歳11か月で、最年少記録でモーニング娘に加入しました。
センターも2曲務め、中心的メンバーとして活躍してきた工藤遥さんですが、現在は、どのような活動をされているのでしょうか。
今回は、工藤遥さんの現在についてお届けしたいと思います。
工藤遥の現在について
2011年に11歳で加入したモーニング娘を、2017年に17歳で卒業した福田遥さん。
年齢的にも伸びしろ十分な卒業でしたが、さっそくその後、現在について見ていきます。
モーニング娘を卒業し女優へ
工藤遥さんは、モーニング娘の卒業と同時に、ハロープロジェクトも卒業するという、”W卒業”で話題にもなりましたね。
卒業以降は、M-line clubという、ハロプロを卒業したタレントの公式ファンクラブ母体に所属し、「女優」を目指して動き出していました。
モーニング娘在籍時に、舞台やミュージカル、ドラマなどの仕事を経験したことで、「演技する楽しさ」を感じていたことが大きな理由だそうです。
そして、工藤遥さんは、2024年1月現在も”女優としてドラマ、映画、舞台などに出演”していますね。
超ヒット作や超話題作などの”ビッグチューン”はまだないようですが、深夜枠や中堅クラスの作品には多数出演している模様です。
強引に大きな役をねじ込んだり作為的な臭いのする配役がない分、「しっかりと地道に確実に活動している」という印象もありますね。
そのような活動に、ファンの間では以下のような声が上がっています。
画像出典元:X
工藤遥さんは、もともとの顔立ちが”笑ってよし”、”アンニュイよし”の美人タイプで愁いを帯びたような表情も魅力のひとつでした。
そういった個性が活きて、「切ない役ほんと似合う」という評価も得ています。
一番最初に紹介したX(旧Twitter)の投稿の右側ふたつの表情、特に右下のうつむいた表情は抜群にいいですよね。
筆者も、「確かに!切ない役ほんと似合う」と実感しましたし、ポテンシャルを感じます。
演技についても高評価ですから、工藤遥さんの女優転身は順調にすそ野が広がっていると見て良さそうです。
結婚はまださき
2024年1月現在、24歳になった工藤遥さん。
卒業から7年が経過し、女優としてのキャリアも積み上がってきた年齢ですが、”結婚”はどうなのでしょうか。
調べてみると結婚はまだのようですね。
なぜかホッとしたという方、いませんか?
2020年に、一度だけ俳優の伊藤あさひさんと「交際してる?」という噂がありました。
しかし、これは「役者仲間の一人」のようで、噂止まりだとみてそいでしょう。
年齢的にもまだ24歳ですし、女優としてのキャリアも「これから」というところだと思います。
現在は、恋愛や結婚より仕事に意識が向いていて「結婚はまださき」なのでしょうね。
パッとしない声があり
「切ない役ほんと似合う」という評価の裏で、「パッとしない」という声もある工藤遥さん。
このような声の背景に何があるのか、考察してみます。
ひとつは、「アイドルとは全く違う土俵である」ということが上げられるでしょう。
アイドル自体も群雄割拠ですが、女優界にも別の群雄割拠な面が存在していますね。
アイドル同様に、「新しい星が生まれては…」を繰り返しています。
その中でひと際輝く星になることは、それほど容易なことではありません。
パッとしないというよりは、これが普通なのではないでしょうか。
また、「所属」という部分はありますよね。
女優のプロデュースに長けた事務所であれば話は別ですが、アイドルやタレント系に強いM-line clubでの、”女優戦略”は、まだまだ余地があるのかもしれません。
加えて、「アイドルのときの印象がまだ残っている」という側面もあるでしょうね。
この印象にひっぱられてしまって、「役のイメージで見てもらえない、配役の候補にあげずらい」という可能性も否めません。
また、アイドルのときの印象から地道な活動や小さ目の役を演じている姿が、「サイズダウンした」ように見えてしまう人もいるでしょう。
しかし、工藤遥さんは現在、”アイドルとしてではなく、女優として戦っているのだ”ということを忘れてはいけないと感じますね。
まったく別のフィールドで、最初から輝ける人はどこにもいないはずです。
工藤遥は現在までに何度も壁を乗り越えてきた
工藤遥さんは逆境をはねのけてきた経験があります。
アイドルの印象を断ち切って、映画「のぼる小寺さん」では映画初主演を務めます。
この作品の古厩智之監督は、長澤まさみさんや北乃きいさんの若手時代をプロデュースし、ワンランク上に押し上げたやり手。
フレッシュさを求められる現場に体当たりで挑み、ボルダリングを生業とする主人公を演じるために、徹底してトレーニングも行ったそうです。
「主人公の小寺さん」は、東京都の大会で2位に入るトップクラスの実力者ですが、そのシーンをスタントなしで工藤遥さんが一人でこなし切りました。
4か月ものトレーニングにも耐えたボルダリングの演技や鬼気迫る表情は圧巻ですよ。
工藤遥さんの場合は、そもそもアイドルで積み上げてきたものをすべて捨てて、女優の道に飛び込んでいます。
そういった状況でも女優活動を着実に継続していることだけでも「壁を乗り越えてきた」実績です。
それだけにとどまらず、映画で主演を務め、ボルダリングのアクションまで徹底的にこなしたのですから、「大きな壁を乗り越えた」と言ってよいのではないでしょうか。
また、「ロマンス暴風域」でも主演を務めますが、ここでは”コンプレックスを抱えていきる風俗嬢”を演じました。
役柄上、際どい表現やシーンもありましたし、葛藤を抱える女性を等身大で表現することは決して楽ではなかったでしょう。
ここでも、新しい仕事に体当たりし熱演する工藤遥さん。
この作品に対するインタビューでは、「この役が視聴者に届いたら、ひとつ壁をこえられるかもしれない」と自らに言い聞かせて乗り切ったことを語っていました。
自らに目標を課して前に進む方法は、トップアスリートなども行う高いメンタリティですから工藤遥さんのメンタルの強さが伺えますね。
さらに同インタビューでは、「私は負けず嫌い、目標を立てて「絶対成し遂げる」という気持ちが原動力になる、そうでないと女優は続かない」とも語っていました。
女優としての心構えは、とても立派で力強いものですよね。
こういったことが血となり肉となり、着実に「女優・工藤遥」を成長させているのではないかと思います。
そして、「毎回別の人間になる女優は、自分の芯の部分がしっかりしていないとダメ」とも語り、すでに本格女優である片鱗を見せつけてくれました。
アイドルで経験してきたことや培ってきたことが、女優としての精神的な部分で生きているのではないでしょうか。
現在24歳の工藤遥さん、20代とは思えない芯の強さに心を揺さぶられますね。
工藤遥さんの考え方を参考にして、私たちも強く生きていかなければと思います。
今回は、工藤遥さんの「現在」についてご紹介しました。
まだまだ伸びしろもある「女優・工藤遥」を、これからも応援していきましょう。
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