日本における一人芝居の第一人者と呼ばれているイッセー尾形さん。
最近ではNHK大河ドラマ「どうする家康」で、歯が抜けていて何をしゃべっているのか聞き取れない家老を演じて、視聴者にかなりのインパクトを与えました。
実力派俳優であるイッセー尾形さんの現在のマネージャーは奥さんで、イッセー尾形さんは孫に刺激を受けているということなので、詳しく調べてみました。
目次
イッセー尾形の嫁は現在のマネージャー!一緒にいるととても気が楽!
イッセー尾形さんの芸名は、本名「一成」を音読みしてイッセーと名付けています。
そんなイッセー尾形さんは、1981年に当時大人気だったオーディション番組『お笑いスター誕生!!』で「一人コント」を披露して、注目されるようになりました。
ちなみに、とんねるずやウッチャンナンチャンは、この『お笑いスター誕生!!』でチャンピオンとなり、その後大ブレイクしました。
イッセー尾形さんはその後、テレビドラマ『意地悪ばあさん』で巡査役、映画『男はつらいよ』シリーズに様々な役で出演するなど活躍の場を広げ、役者としての位置を確立していきました。
さらに、40代では一人芝居の舞台を海外にまで広げ高い評価を得ています。
しかし、2012年60歳の時に突然の休養宣言、そして長年所属した事務所を退所しフリーに転身しました。
出典:タウンニュース
心機一転フリーとなったイッセー尾形さん。
フリーになってのびのびと活動されていたのかと思いきや、色々と悩んでストレスで体調も崩していたことが分かりました。
イッセー尾形さんが苦しい状況の時、仕事の現場に付き添ってくれたのが奥さんの尾形真知子さんでした。
奥さんに付き添ってもらい、気が楽だし幸せだと感じたイッセー尾形さんは、以降も奥さんにマネージャーとして現場について来てもらっているそうです。
家でも仕事でも常に2人一緒にいると、お互い嫌になる時もあるのではないかと心配になりますね。
しかし、イッセー尾形さんがお芝居の稽古でいっぱいいっぱいになっている時に、帰りの車で奥さんとくだらない話をすることで心が休まる、とても大事な時間だと語っていました。
さらにイッセー尾形さんは辛い時ほど、奥さんがよく言う「大変だと感じるいまが、幸せなのよ」という言葉を思い出して、いまが幸せなんだ、これが醍醐味なんだ、と考えるようにしているそうです。
出典:文春オンライン
奥さんはイッセー尾形さんの心の安定剤のような存在なんですね。
馴れ初めは演劇養成所「アクターズスタジオ」との噂
マネージャーとして常に側にいて欲しいと思うほど、イッセー尾形さんが信頼を寄せている奥さんの尾形真知子さんについて調べてみました。
尾形真知子さんとは、イッセー尾形さんが19歳で入所した「アクターズスタジオ」で知り合い、23歳で結婚したそうです。
写真は見つかりませんでしたが、演劇養成所で知り合ったということは、奥さんも元々は役者志望だったのではないでしょうか。
だからこそ役者として頑張っているイッセー尾形さんを誰よりも理解して支えることができるんですね。とても素敵な関係です。
出典:西日本新聞
イッセー尾形と嫁の子供は息子と娘が1人ずつが濃厚
イッセー尾形さんには息子が2人いるとウワサされています。
しかし、本人がインタビューで娘さんが産んだ女の子のお孫さんの話をしているので、娘が1人いることは確実です。
おそらく息子が1人、娘が1人いるのではないでしょうか。
お子さんたちは一般人のため、名前や職業などの情報はありませんでした。
イッセー尾形と嫁は孫ができた事が転機に!
イッセー尾形さんは60歳の時、長年所属した事務所を退所してフリーとなりました。
同じタイミングで、19歳で入所したアクターズスタジオで出会って以降、長く一緒に仕事をしてきた演出家の森田雄三さんとも別れ、やる気を失っていたそうです。
自分が舞台に立って表現する事を辞めて、高校の演劇部の先生にでもなろうと考えるほど思い詰めていました。
フリーになって2年たった頃、そんなどん底のイッセー尾形さんに、再び奮起するきっかけとなる出来事が起こっていた事が分かりました。
出典:SPICE
娘さんのところに女の子の孫が生まれたのです。
その孫がハイハイをするようになって、重たい頭が下がっても何度も上げて前進する姿を見て、人間の力強さを感じたのだそうです。
孫に、今のままでいいんだと教えられたような気がして、フリーになってからずっと悩み続けていた地獄のような気分から一気に救われた気がした、と語っていました。
人間観察力に長けているイッセー尾形さんだからこそ、赤ちゃんの生命力を深く感じ取ることが出来たのかもしれませんね。
また、イッセー尾形さんはフリーに転身してから、一人芝居だけでなく人形劇や紙芝居も行っています。
東京芸術大学卒業なので、こういった制作も得意なんですね。
人形劇や紙芝居はイッセー尾形さんのYouTubeでも公開していますが、孫にも人形劇を披露して自慢することもあるそうです。
この時ばかりは一人芝居の第一人者であるイッセー尾形さんも、表現者としてではなく、孫にデレデレのおじいちゃんの顔になっているのでしょうね。
これからも、素敵な奥さんとお孫さんに支えられながら、ご自身のペースで末長く役者としての活動を続けてほしいですね。