カルシャガダウトベックというカザフスタン出身の総合格闘家の強さが気になっている方は多いのではないでしょうか。カルシャガダウトベックの戦績はRIZIN参戦後も安定感があり、なかでもカルシャガダウトベックの朝倉との一戦は今も日本のファンの間で語り継がれています。試合会場に響くカルシャガダウトベックの入場曲や、カルシャガダウトベックのインスタで見られる素顔にも注目が集まっています。
カルシャガダウトベックと朝倉未来の一戦は判定にもつれ込む接戦となり、当時から高い実力を示していました。カルシャガダウトベックの年齢やダウトベックのリーチといった基礎データ、そしてダウトベックが負けた相手についても気になるところです。本記事では戦績から素顔まで、カルシャガダウトベックの魅力を幅広く詳しく解説していきます。気になる方はぜひ最後までご覧ください。
目次
カルシャガダウトベックの戦績と強さ
- 戦績とKO率
- 朝倉未来の対戦
- 負けた相手一覧
- RIZIN連勝の軌跡
- シェイドラエフの関係
- 次戦と今後の展望
戦績とKO率
【タイガームエタイRIZIN戦績(総合戦績)】
イルホム・ノジモフ2-0(11-3)
ビクター・コレスニック3-0(26-4)
カルシャガダウトベック4-1(18-3)計9-1(55-10)
ヤバすぎる pic.twitter.com/pNrqunYqtE— 結愛⋆౨ৎ゚⟡.@ブルーバッジ (@yua__0412) April 25, 2025
ここでは、カルシャガダウトベックさんの通算戦績と、大きな武器であるKO・TKO率について整理していきます。数字を見るだけでも、その強さがどれほど際立っているかが伝わってくるはずですよ。
通算戦績は19勝3敗1分(無効試合)
2026年7月時点でのカルシャガダウトベックさんの戦績は19勝3敗(1試合がノーコンテスト)です。23戦というキャリアの中で敗戦がわずか3つしかないという点からも、いかに安定して勝ち星を積み重ねてきたかが分かります。2015年3月にカザフスタンの「Alash Pride」でプロデビューしてから、地元の団体を主戦場にコツコツと白星を重ね、2018年にRIZINと契約するに至りました。
勝利の約8割がKO・TKO決着
特筆すべきは19勝のうち15勝がKO・TKOによる決着という点です。率にするとおよそ79%にのぼり、判定にもつれ込むことなく試合を終わらせてしまう力強さがうかがえます。残りは判定勝ちが3、一本勝ちが1という内訳で、打撃だけでなく組み技でも仕留められる引き出しの多さを持っていることが分かりますね。
サウスポーからの強打が武器
カルシャガダウトベックさんはサウスポー(左構え)のファイターで、左のストレートやフックを軸にした強打が持ち味です。もともとボクシングからキャリアをスタートさせているため、距離感やパンチのコンビネーションには定評があり、相手の視界に入りにくい左からの一撃で何人ものファイターをマットに沈めてきました。関鉄矢さんや木下カラテさんとの対戦でも、この左の一撃が勝敗を分けるシーンとなっています。
元UFC戦士すら一撃で沈めた衝撃のKO劇
KO率の高さを裏付けるのが、2023年9月のディエゴ・ブランダオンさんとの一戦です。ブランダオンさんはUFCの登竜門番組「TUF」第14シーズンの優勝者という実績を持つ強豪でしたが、カルシャガダウトベックさんはわずか36秒でTKOに追い込んでいます。同じ年にはアリ・ユセフさんを左ストレートでKO、ギリェルモ・ネレスさんを左ボディブローでKOと、実力者を次々と一撃で仕留める試合が続きました。こうした「格上食い」とも言える結果の積み重ねが、RIZIN再契約という大きなチャンスにつながっています。
戦績を数字で振り返る
ここで一度、戦績を整理しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通算戦績 | 19勝3敗(1ノーコンテスト・23戦) |
| KO・TKO勝ち | 15勝(勝率の約79%) |
| 判定勝ち | 3勝 |
| 一本勝ち | 1勝 |
| 連勝記録 | 11連勝中(2026年7月時点) |
こうして見ると、カルシャガダウトベックさんの戦績はかなり優秀な部類に入ることが分かりますよね。カザフスタンの「Alash Pride」を主戦場に力を蓄え、ロシアの「ACB」「ACA」、日本の「RCC」など複数の海外団体を渡り歩きながら実戦経験を重ねてきたことも、この安定した戦績を支える土台になっているのでしょう。次の項目では、日本のファンにとって印象深い朝倉未来さんとの対戦について詳しく見ていきます。
朝倉未来の対戦
カルシャガダウトベック 朝倉未来という組み合わせで検索する方も多いのではないでしょうか。ここでは、2018年に実現した朝倉未来さんとの一戦を振り返っていきます。
RIZIN初参戦でいきなりのビッグマッチ
カルシャガダウトベックさんの日本デビュー戦は、2018年9月30日に開催されたRIZIN.13、対戦相手は当時破竹の勢いだった朝倉未来さんでした。この時点でのダウトベックさんの戦績は8勝1敗と実績十分でしたが、日本のファンにとってはほぼ無名の存在。まさに「カザフスタンから来たKO男」として、いきなりの大舞台に立った試合でした。
3ラウンドにわたる激しい攻防
試合は1RからハイレベルなMMAの攻防が展開されました。朝倉未来さんが右ミドルキックからアナコンダチョークを狙う場面もありましたが、ダウトベックさんはこれを冷静に脱出してタックルを返すなど、序盤から一進一退の展開に。2Rでは朝倉未来さんがタックルからサイドポジションを奪い、パウンドとヒザで攻め立てる時間帯もありました。3Rはお互いに打撃を交わす中で決定打を欠き、そのまま終了のゴングを迎えています。
判定は3-0で朝倉未来さんに軍配
試合結果は3-0の判定で朝倉未来さんの勝利となりました。ダウトベックさんにとっては、これがキャリア唯一とも言える判定負けとなり、RIZINデビュー戦を白星で飾ることはできませんでした。
敗戦から見えたダウトベックさんの評価
一方で、この試合を通じて実力者の朝倉未来さんと最後まで互角に渡り合った選手という印象を残したことも事実です。判定内容としては際どい部分もあり、決してワンサイドゲームではなかったという見方も少なくありませんでした。この一戦以降、ダウトベックさんはしばらくRIZINのリングから離れることになりますが、地元カザフスタンや欧州の団体で経験を積み直し、後に「RIZIN再挑戦」を果たすことになります。
当時の朝倉未来さんの勢いとダウトベックさんの立ち位置
2018年当時の朝倉未来さんは、RIZINフェザー級の中心選手として国内外から高い評価を受けていた時期です。そんな相手に対してカザフスタンから初来日したばかりの新戦力としてぶつかっていったのが、当時24歳のダウトベックさんでした。判定負けという結果ではあったものの、格闘技専門メディアの試合速報でも「カザフスタンのKO男を封殺」と見出しが立つほど、互角以上に渡り合った内容として語られる一戦になっています。この試合をきっかけに、日本のMMAファンの間でもカルシャガダウトベックという名前が徐々に浸透していきました。
もし再戦が実現するとしたら
2018年の対戦から数年が経ち、ダウトベックさんはRIZINで11連勝中という状態にまで実力を伸ばしています。現在の仕上がりで朝倉未来さんと再び対戦する機会があれば、当時とはまったく違う結果になるのではと期待するファンの声も少なくありません。あくまで実現するかどうかは今後のマッチメイク次第ですが、日本の格闘技ファンにとって語り継がれる一戦であることは間違いないでしょう。
参照:RIZIN FIGHTING FEDERATION公式サイト 【試合結果】RIZIN.13 朝倉未来 vs. カルシャガ・ダウトベック
負けた相手一覧
カルシャガダウトベック 負けた相手と検索する方に向けて、ここでは通算3敗の内容を一つずつ整理していきます。
唯一の日本人対戦相手・朝倉未来さん
1つ目の敗戦は、前項でも触れた2018年9月30日のRIZIN.13、朝倉未来さんとの一戦です。5分3ラウンドを戦い抜いた末に0-3の判定負けとなりました。ダウトベックさんにとって数少ない日本人との対戦であり、なおかつ唯一の日本人への黒星でもあります。
骨折を抱えたまま臨んだイゴーリ・ジルコフ戦
2つ目の敗戦は、2019年3月9日にロシアのRCCで行われたイゴーリ・ジルコフさんとの一戦です。この試合、ダウトベックさんは練習中に鎖骨を折った状態のまま出場したと伝えられています。試合中に眉尻をカットして出血がひどくなり、3R開始早々の0分55秒にドクターストップでのTKO負けとなりました。万全ではないコンディションでの出場だったことを考えると、単純な実力差による敗戦とは言い切れない一戦だったとも言えそうです。
キャリア初期の判定・TKO負けティレク・バトゥイロフ戦
3つ目は、MMAキャリアがまだ浅かった2015年5月9日、地元カザフスタンの「Alash Pride」でのティレク・バトゥイロフさんとの一戦です。2R1分22秒、パンチによるTKO負けを喫しています。デビューからわずか数戦目というタイミングでの黒星であり、ここからの巻き返しが今のダウトベックさんの強さにつながっていると見ることもできるでしょう。
敗戦を一覧表で整理
ここまでの3敗を表にまとめておきます。
| 対戦相手 | 大会・日付 | 結果 |
|---|---|---|
| 朝倉未来さん | RIZIN.13(2018年9月30日) | 判定0-3で敗戦 |
| イゴーリ・ジルコフさん | RCC Intro 3(2019年3月9日) | ドクターストップTKO負け |
| ティレク・バトゥイロフさん | Alash Pride(2015年5月9日) | 2RTKO負け |
3敗のうち2つはキャリア初期、残り1つは負傷を抱えた状態での出場というのがダウトベックさんの黒星の実態です。ちなみに2025年12月31日には久保優太さんとの一戦がノーコンテストとなっており、こちらは敗戦にはカウントされていません。負けの少なさこそが、ダウトベックさんの安定感を物語っていると言えそうですね。
3敗すべてに共通する「巻き返し」の物語
あらためて3つの敗戦を見比べてみると、いずれの黒星も直後に連勝で立て直しているという共通点があることに気づきます。ティレク・バトゥイロフさんへの敗戦後は地元大会で着実に勝ち星を積み重ね、イゴーリ・ジルコフさんへの敗戦後は約4年半でRIZINに帰り咲き、8連勝という結果につなげました。朝倉未来さんへの敗戦についても、その後の11連勝という数字が何よりの答えになっています。負けた直後にどう立て直すかという部分にこそ、ダウトベックさんの本当の強さが表れているのかもしれません。
RIZIN連勝の軌跡
朝倉未来さんに敗れたRIZINデビュー戦から一転、カルシャガダウトベックさんはRIZINのリングでどのような軌跡をたどってきたのでしょうか。ここでは復帰後の連勝街道を追っていきます。
およそ6年ぶりのRIZIN再参戦
2018年のRIZIN.13で朝倉未来さんに敗れた後、ダウトベックさんはRIZINのリングから遠ざかり、地元カザフスタンやロシアの団体で経験を積み直しました。そして2024年4月、14勝3敗という戦績でRIZINと複数試合契約を結び直し、約6年ぶりの再参戦を果たします。この間にディエゴ・ブランダオンさんや松嶋こよみさんといった実力者をKOで下しており、以前とは別人のような仕上がりで戻ってきたと言われています。
RIZIN復帰後は無傷の勝ち星を積み上げる
2024年6月9日のRIZIN.47では、当時のZST王者・関鉄矢さんを左ボディブローでKO。「RIZINでチャンピオンになった暁には日本語を学んで、ファンの皆さんと交流したい」と勝利者マイクで宣言し、大きな歓声を浴びました。続く9月29日のRIZIN.48では極真空手世界2位の木下カラテさんを左ストレートで1RKO。この時点で8連勝となり、一気に注目度が高まりました。
年末年始のビッグマッチも連勝で通過
2024年12月31日のRIZIN.49ではYA-MANさんに3-0の判定勝ち、2025年3月30日のRIZIN.50では鈴木千裕さんに2-1の判定勝ちを収めています。いずれも打撃・組み技の両面で優位に立ち、危なげなく白星を重ねている点が印象的です。
RIZINでの歩みを一覧表で確認
復帰後のRIZIN戦績を整理すると、次のようになります。
| 大会 | 対戦相手 | 日付 | 結果 |
|---|---|---|---|
| RIZIN.47 | 関鉄矢さん | 2024年6月9日 | KO勝ち |
| RIZIN.48 | 木下カラテさん | 2024年9月29日 | KO勝ち |
| RIZIN.49 | YA-MANさん | 2024年12月31日 | 判定勝ち |
| RIZIN.50 | 鈴木千裕さん | 2025年3月30日 | 判定勝ち |
| RIZIN師走の超強者祭り | 久保優太さん | 2025年12月31日 | ノーコンテスト |
| RIZIN LANDMARK 15 | 萩原京平さん | 2026年7月18日 | TKO勝ち |
ノーコンテストを挟みつつも、実質的な連勝はしっかりと継続中です。復帰後にRIZINで一度も土をつけられていないという事実が、ダウトベックさんの現在の勢いをよく表していますね。
復帰後の戦いぶりに見える成長
2018年のRIZINデビュー戦と現在の試合内容を比較すると、単なるパワーファイターから、間合いの管理や試合運びまで含めた総合力の高いファイターへと進化している印象を受けます。関鉄矢さんや木下カラテさんとの試合では立ち上がりから積極的に前に出て主導権を握り、YA-MANさんや鈴木千裕さんとの判定戦ではラウンドを通じて安定したペース配分を見せました。KOでも判定でも勝ち切れる引き出しの多さは、まさにこのRIZIN復帰後の連勝期間で培われたものと言えるでしょう。今後もこの勢いがどこまで続くのか、目が離せません。
参照:スポニチアネックス 久保優太 1年ぶり復帰戦でまさかの結末
シェイドラエフの関係
ダウトベック シェイドラエフという組み合わせで検索されるほど、この2人の関係性は格闘技ファンの間で注目されています。ここではラジャブアリ・シェイドゥラエフさんとのつながりを詳しく見ていきます。
「兄弟のような存在」という間柄
ラジャブアリ・シェイドゥラエフさんは、キルギス出身の総合格闘家でRIZINフェザー級王者です。ダウトベックさんが2025年にアメリカのジム「アメリカン・トップチーム(ATT)」入りを発表した際のコメントの中で、シェイドゥラエフさんのことを「兄弟のような存在」と表現したと伝えられています。中央アジア出身の格闘家同士、隣国のよしみもあり単なるライバルというより家族に近い信頼関係を築いてきたようです。
同じ階級を避けてきた背景
2人はともにフェザー級で戦ってきましたが、シェイドゥラエフさんが同階級のRIZIN王者に就いたことで、ダウトベックさんは盟友との対戦を避ける形でバンタム級転向を視野に入れているという情報もあります。実際に2026年3月に予定されていたRIZIN.52の対戦カードは、バンタム級での試合として組まれていました(ダウトベックさんの体調不良により中止)。近しい存在だからこそ、リング上で正面からぶつかるのではなく、それぞれ違う道で頂点を目指したいという思いがあるのかもしれません。
久保優太さんの発言にも登場した名前
2025年12月31日のダウトベックさんとの対戦に先立ち、久保優太さんは「いずれシェイドゥラエフにリベンジするために今回絶対に勝ちたい」と意気込みを語っており、シェイドゥラエフさんの存在がRIZINフェザー級戦線において大きな影響力を持っていることがうかがえます。ダウトベックさんにとっても、盟友が持つベルトは特別な意味を持つ目標の一つと言えそうです。
今後注目される2人の関係性
現時点で2人が公式戦で対戦したという記録はありません。ただ、同じチームメイトとして練習をともにしてきた間柄であることから、今後どちらかが階級を移動すれば直接対決が実現する可能性もゼロではないでしょう。中央アジア出身の格闘家が日本の大舞台で存在感を示す中で、この2人の関係性は引き続き注目のポイントになりそうです。
シェイドゥラエフさん自身もRIZINの中心選手
ラジャブアリ・シェイドゥラエフさんは、無敗のままRIZINフェザー級王座を保持し続けている実力者です。2025年12月31日のRIZIN師走の超強者祭りでは、日本MMA界の大スター・朝倉未来さんを相手に強烈なパウンドで撃破するなど、階級トップの実力を証明しました。こうした強豪が同じチームの中にいるというのは、練習環境として非常に恵まれている一方で、同じ階級で戦えばどちらかが必ず土をつけられるという難しい関係でもあります。だからこそダウトベックさんが階級変更を検討しているという見方には、一定の説得力があると言えるでしょう。
参照:ゴング格闘技 ダウトベックがATT入りを発表、「兄弟のような存在」シェイドゥラエフのフェザー級王座戴冠にバンタム級転向も視野に
次戦と今後の展望
ここでは、カルシャガダウトベックさんの直近の動向と、確定している次戦、今後の展望について解説していきます。
2026年3月の欠場と体調不良のニュース
2026年3月7日に有明アリーナで開催予定だったRIZIN.52では、福田龍彌さんとの一戦が組まれていましたが、ダウトベックさんが「急性循環機能障害」と診断され緊急搬送されたことで欠場となりました。本人はコメントの中で「これは私にとってまた一つの大きな試練であり、簡単に受け入れられるものではありません。それでも、試練には必ず意味があると信じています」と心境を語り、ファンや関係者への謝罪とともに復帰を誓っていました。
約4カ月半での復帰戦を白星で飾る
そこから約4カ月半後の2026年7月18日、RIZIN LANDMARK 15(広島)で萩原京平さんとの一戦が実現。1R4分8秒、左のパンチからのパウンドでTKO勝ちを収めて復帰戦を白星で飾りました。体調不良からのブランクを感じさせない仕上がりで、コメント通りに「より強く、より健康な姿で」リングに戻ってきたことが証明された一戦となりました。
次戦は2026年9月10日の大阪大会が確定
そして次戦もすでに決定しています。2026年9月10日、大阪・京セラドームで開催される「Super RIZIN 5」でレン・ヒラモトさんとの対戦が組まれています。階級はフェザー級(66kg契約)で行われる予定です。復帰戦を白星で終えたことで勢いに乗ったまま、連勝記録をさらに伸ばせるかが注目のポイントになりそうです。
今後の展望とタイトル戦線への期待
現在11連勝中というダウトベックさんは、RIZINフェザー級・バンタム級の両階級で上位に食い込む存在になりつつあります。前項で触れたシェイドゥラエフさんとの関係性を踏まえると、階級を移動しながらタイトル挑戦のタイミングをうかがっている段階とも考えられます。9月の一戦を無事に勝利で終えれば、いよいよ王座挑戦に近づく可能性も十分にあるでしょう。
対戦相手レン・ヒラモトさんとの一戦の見どころ
次戦の相手であるレン・ヒラモトさんは、フェザー級で経験を積んできた選手として大会カードに名を連ねています。ダウトベックさんにとってはRIZIN LANDMARK 15での復帰勝利から間を置かずに迎える一戦となり、コンディションを維持したまま連勝を伸ばせるかが注目のポイントです。ここまで積み上げてきた11連勝という数字をどこまで伸ばせるか、そして復帰戦で見せたキレのある打撃が9月の大阪大会でも再現されるのか、ファンの間ですでに期待が高まっています。体調不良からの復活を印象づけた今のダウトベックさんにとって、この一戦は次のステージへの試金石になりそうです。
参照:RIZIN FIGHTING FEDERATION公式サイト 【試合中止】カルシャガ・ダウトベック vs. 福田龍彌 試合中止のお知らせ
カルシャガダウトベックの戦績以外のこと
- 年齢と経歴
- リーチと身体情報
- 入場曲について
- インスタと素顔
- 弟分ズマガジー
年齢と経歴
カル シャガ ダウト ベック 年齢と検索する方も多いですが、ここでは生年月日から格闘家としての歩みまで、経歴を丁寧に整理していきます。
1993年12月7日生まれ、現在32歳
カルシャガダウトベックさんは1993年12月7日生まれで、2026年7月時点の年齢は32歳です。出身地はカザフスタン南部の都市シムケント。同国の男子総合格闘家としては最も知名度の高い一人で、日本のファンの間では「キング・オブ・カザフスタン」という通称でも呼ばれています。
2009年からボクシングでキャリアをスタート
格闘技のキャリアは2009年、ボクシングからスタートしています。ボクシングが盛んなお国柄もあり、始めてわずか2年で全国大会優勝を果たしたと伝えられており、早くから才能の片鱗を見せていたことがうかがえます。この時期に培ったパンチのコンビネーションが、後のMMAキャリアでも大きな武器になっています。
2015年にMMAへ転向、シラット世界王者にも
2015年、地元の「Alash Pride」でMMAデビューを果たし、バンタム級で1RKO勝ちを収めます。同年からはシラット(東南アジア発祥の武術)にも取り組み、2016年にはマレーシアで行われた世界大会で1日3試合をすべてKOで制して優勝するという離れ業を見せました。打撃だけでなく組み技系の技術も高いレベルで習得していたことが、この結果からも分かります。
2018年にRIZIN契約、現在はATT所属
2018年、8勝1敗の戦績でRIZINと契約し来日。朝倉未来さんとの対戦を経てキャリアを積み重ね、2025年にはアメリカ・フロリダの名門ジム「アメリカン・トップチーム(ATT)」への加入を発表しました。世界クラスの選手が集まる環境に身を置くことで、さらなるレベルアップを図っている段階です。
経歴を年表で整理
ここまでの流れを年表にまとめておきます。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1993年 | カザフスタン・シムケントで誕生 |
| 2009年 | ボクシングを開始、2年で全国大会優勝 |
| 2015年 | MMAデビュー、シラットにも取り組み始める |
| 2016年 | シラット世界大会で優勝 |
| 2018年 | RIZINと契約し来日、朝倉未来さんと対戦 |
| 2025年 | アメリカン・トップチーム加入を発表 |
ボクシングで培った打撃、シラットで磨いた組み技、そして名門ジムでの武者修行。カルシャガダウトベックさんの強さの背景には、こうした多彩な経歴が積み重なっていることがよく分かりますね。
32歳という年齢とキャリアの充実期
格闘家としては32歳という年齢は決して若くはありませんが、直近のRIZINでの戦いぶりを見る限り、衰えを感じさせる様子はまったくありません。むしろボクシングからシラット、そしてMMAへと段階を踏んで積み上げてきた経験値が、30代に入ってからのキャリアの充実期として実を結んでいる印象です。海外の総合格闘技の世界では30代でキャリアのピークを迎える選手も珍しくなく、ダウトベックさんもまさにそうしたタイプの一人と言えそうです。今後も年齢を重ねながら、どこまで戦績を伸ばしていけるのか注目されます。
リーチと身体情報
ダウトベック リーチという検索も多いことから、ここではカルシャガダウトベックさんの身長・体重・リーチといった身体データを詳しく見ていきます。
身長170cm・体重66kgのコンパクトな体格
カルシャガダウトベックさんの身長は170cm、体重は66kgとされています。総合格闘技の階級でいうとフェザー級(66kg以下)に該当し、これまでバンタム級とフェザー級を行き来しながら試合を重ねてきました。決して大柄なファイターではありませんが、それを補って余りある打撃センスとパワーで数々のKO勝利を挙げています。
リーチも170cmとバランスの取れた体型
リーチ(両腕を広げた長さ)は170cmと、身長とほぼ同じ数値が公表されています。極端に長いリーチを持つタイプではありませんが、その分バランスが良く、接近戦でもパンチの軌道がぶれにくいという特徴があります。相手との距離を測りながら、瞬時に踏み込んで強打を打ち込むスタイルは、このバランスの取れた体格があってこそとも言えそうです。
コンパクトな体格を活かした戦い方
身長・リーチともに突出した数値ではないカルシャガダウトベックさんですが、低い重心と鋭いフットワークを活かし、相手の懐に一気に飛び込むスタイルを得意としています。木下カラテさんや関鉄矢さんとの試合でも、じわじわと間合いを詰めてから一瞬のタイミングで強打を放つ場面が印象的でした。身体的なスペックに頼るのではなく、技術と間合いの取り方で勝負するタイプのファイターだと言えるでしょう。
身体データを一覧で確認
ここで身体データを整理しておきます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 身長 | 170cm |
| 体重 | 66kg |
| リーチ | 170cm |
| 階級 | バンタム級⇔フェザー級 |
| 構え | サウスポー |
数値だけを見ると平均的にも思える体格ですが、実際の試合ではその何倍も大きく見えるほどの迫力があります。これもカルシャガダウトベックさんの持つ独特の強さと言えそうですね。
階級間を移動する減量・増量の難しさ
ダウトベックさんはこれまでバンタム級(61kg)とフェザー級(66kg)を行き来してきました。わずか5kgの差ではあるものの、格闘家にとって階級変更は決して簡単なことではありません。減量幅が変わればコンディショニングの調整も必要になりますし、対戦相手の体格差も変わってきます。2026年3月に予定されていたバンタム級での一戦が体調不良により中止となった経緯もあり、階級移動と体調管理の両立が今後の課題の一つになっているとも考えられます。それでも7月の復帰戦をフェザー級で白星を挙げたことから、現時点ではフェザー級を主戦場にしていく可能性が高いと見られています。
身体データから見える打撃スタイルとの相性
170cmという身長・リーチは、フェザー級の中では標準からやや小柄な部類に入ります。それでも数多くのKO勝利を挙げられている背景には、相手のパンチの届く範囲ぎりぎりまで踏み込んでから一気に距離を詰める間合いの感覚があると考えられます。長身の選手が得意とするアウトファイトではなく、接近戦での一撃必殺を狙うインファイタータイプとしての適性が、この体格にはよく合っていると言えそうです。
入場曲について
カルシャガダウトベック 入場曲と検索する方は、試合会場でどんな曲に乗って登場するのか気になっているのではないでしょうか。ここでは分かっている情報を整理していきます。
入場曲は「Оян Қазақ!」(オヤン・カザク)
カルシャガダウトベックさんの入場曲として広く知られているのが、カザフスタンのアーティストADEKEさんとSQ-NIGHTさんによる楽曲「Оян Қазақ!」(オヤン・カザク)です。動画共有サイトや音楽配信サービスでもこの楽曲は公開されており、RIZIN.47・48・49といった複数の大会で、この曲に合わせて入場する様子が確認できるという情報があります。
曲名の意味とカザフスタンへの思い
「Оян Қазақ!」はカザフ語で「目覚めよ、カザフスタン」といった意味合いを持つとされる楽曲です。母国への誇りやメッセージ性を感じさせるこの曲を入場曲に選んでいる点からも、カルシャガダウトベックさんが自国の代表として戦っているという意識の強さがうかがえます。試合前に流れるこの曲は、会場にいるカザフスタン系のファンにとっても特別な意味を持つ一曲になっているようです。
入場曲から伝わる選手としての個性
格闘家の入場曲は、その選手の人柄や国籍への思いが反映されることが多いものです。自国の楽曲をあえて選ぶスタイルは、海外出身選手がRIZINで戦う上での一つの個性とも言えるでしょう。派手な洋楽やアニメソングを選ぶ選手が多い中で、母国語の楽曲で入場するダウトベックさんの姿勢は、多くのファンの記憶にも残りやすいポイントになっています。
大会ごとに変化する可能性もある
なお、格闘技イベントでは大会や演出の都合によって入場曲が変更されるケースも珍しくありません。ダウトベックさんについても、今後の大会で異なる楽曲が使用される可能性はゼロではないため、最新の入場シーンは各大会の配信や公式映像で確認するのが確実です。今後の来日試合でも、この楽曲に乗って登場するのか注目してみると、また違った楽しみ方ができそうですね。
RIZINにおける海外選手の入場演出の魅力
RIZINでは、海外から参戦する選手が自国の音楽や民族衣装をまとって入場する場面がしばしば話題になります。ダウトベックさんのように母国語の楽曲を選ぶスタイルは、会場の雰囲気を一気に異国情緒あふれるものに変える演出効果も持っています。日本のファンにとっては普段あまり耳にすることのないカザフ語の楽曲だからこそ、試合前の入場シーンそのものが一つの見どころとして楽しまれている側面もあるでしょう。SNSやファンコミュニティでは、こうした入場曲についての情報交換もたびたび行われており、格闘技ファンならではの楽しみ方の一つになっています。
参照:Spotify Оян Қазақ! – Adeke, SQ-NIGHT
インスタと素顔
カルシャガダウトベック インスタと調べる方に向けて、ここでは公式インスタグラムの様子や、リング外でのプライベートな一面について紹介していきます。
公式インスタグラムのアカウント名は「@d.karshiga」
カルシャガダウトベックさんはInstagramで「Karshyga Dauitbek」(アカウント名:@d.karshiga)として公式アカウントを運営しています。プロフィール欄には所属ジムやMMA戦績が明記されており、本人公式のアカウントであることが確認できます。フォロワー数は8万人を超えており、カザフスタン国内はもちろん、日本を含む海外のファンからも多くの注目を集めていることが分かります。
試合や練習風景の投稿が中心
投稿内容としては、RIZIN出場時の試合映像や計量シーン、日々の練習の様子を中心に、家族や仲間との写真も織り交ぜて発信されています。RIZIN公式アカウント(@rizin_pr)の投稿にもたびたびタグ付けされており、大会告知や試合後のハイライト動画などを通じて日本のファンとの接点も生まれています。
リング外では穏やかで礼儀正しい人柄
試合中の激しい打撃とは対照的に、インタビューでは常に丁寧な言葉遣いで、ファンや対戦相手への感謝を欠かさない姿勢が印象的です。2026年3月の欠場時のコメントでも、ファンや関係者への謝罪と感謝を丁寧に述べており、リング上の獰猛さとは違った誠実な素顔がうかがえます。日本語を学びたいという発言もしており、日本のファンとの交流にも前向きな姿勢を見せています。
SNSを通じて広がるファン層
インスタグラムでの発信は、海外選手にとって現地ファンと直接つながる貴重な手段になっています。カルシャガダウトベックさんの場合も、投稿へのコメント欄には日本語のメッセージが並ぶことがあり、国境を越えたファンコミュニティが形成されつつあることがうかがえます。今後もSNSでの発信を追いかけることで、試合以外の素顔や日常をより身近に感じられるはずです。
RIZIN公式アカウントとの連動投稿も多数
ダウトベックさんの試合前後には、RIZIN公式インスタグラム(@rizin_pr)でも計量シーンや対戦カード発表の投稿が数多く公開されています。RIZIN.47の計量シーンや、RIZIN.50の香川大会参戦を伝える投稿など、公式アカウントを通じてダウトベックさんの動向を追いかけているファンも多いようです。個人アカウントと公式アカウントの両方をチェックすることで、試合当日の緊張感や大会全体の盛り上がりをより立体的に感じ取ることができるでしょう。
今後の投稿にも注目したいポイント
9月10日に予定されている次戦に向けて、今後もトレーニングの様子や試合直前の心境を伝える投稿が増えていくと予想されます。体調不良からの復帰を経験しただけに、コンディション管理に関する発信にも注目が集まりそうです。SNSを通じてリアルタイムに近い形で選手の状態を知ることができるのは、現代の格闘技ファンならではの楽しみ方と言えるでしょう。
参照:Instagram Karshyga Dauitbek(@d.karshiga)公式アカウント
弟分ズマガジー
ダウトベックの弟分は誰ですかという検索があるほど、カザフスタン出身の若手ファイターとの関係性が注目されています。ここではヌルハン・ズマガジーさんについて詳しく紹介していきます。
チームメイトであり「弟分」と呼ばれる24歳
ヌルハン・ズマガジーさんは、カルシャガダウトベックさんと同じカザフスタンを拠点に活動する総合格闘家です。ダウトベックさんのチームメイトであり「弟分」と紹介されている選手で、年齢は24歳。サウスポー構えから強烈な左拳を繰り出すスタイルも、兄貴分であるダウトベックさんとよく似ていると言われています。
RIZIN LANDMARK 12で見せた衝撃の一本勝ち
2025年11月3日、神戸で開催された「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」で、ズマガジーさんはPANCRASEライト級王者の雑賀達也さんと対戦。左ハイキックでダウンを奪うと、そのままダースチョークで一本を奪う圧巻の内容で、わずか60秒の秒殺勝利を収めました。この結果、戦績は10勝1敗となり、一気に知名度を上げることになります。
Alash Prideでのデビューから着実にステップアップ
ズマガジーさんは2023年1月に「Alash Pride」でプロデビューし、5連勝でスタート。その後UAE Warriorsで一本負けを経験するも、2024年12月にAlash Pride FCライト級暫定王座を獲得し、2025年に入ってからもジュラベク・テシャボエフさんをKO、クレベウソン・シウバさんをTKOで下すなど連勝を継続しています。兄貴分のダウトベックさんに負けないスピードでキャリアを積み上げている選手です。
「男は強くあるべき」という信念とインタビューでの人柄
試合後のインタビューでは、ハンサムだという声に対して「男はですね、美しくカッコよくあるべきではなく、強くあるべきだと私は思います」とコメント。また「日本人とカザフスタン人はすごく近しいと思っています」とも語っており、ダウトベックさん同様に日本のファンへの感謝と親しみを大切にする姿勢がうかがえます。今後、兄貴分のダウトベックさんとともにRIZINのリングを盛り上げていく存在として、引き続き注目されそうです。
兄貴分譲りの冷静さとグラウンドへの自信
試合後のインタビューでズマガジーさんは、決め技のダースチョークについて「絞め技への移行はいつもコーチと一緒に練習を重ねてきました」と語り、偶然ではなく普段の練習の成果として一本勝ちを収めたことを強調しています。グラウンドでの自信についても「これまで練習を重ねてきて、グラウンドでもスタンドでもどちらでも対応できるようにしています」とコメントしており、打撃だけでなく組み技にも自信を持つオールラウンドなファイターであることがうかがえます。この冷静さと多才さは、兄貴分であるダウトベックさんの戦い方にも通じるところがあると言えるでしょう。
今後さらに注目されるカザフスタン勢の存在感
ダウトベックさんとズマガジーさんという2人のカザフスタン出身ファイターがそろってRIZINで結果を残していることは、今後さらにカザフスタン勢がRIZINで存在感を高めていく可能性を示しています。兄貴分の胸を借りながら経験を積んできたズマガジーさんが、今後どのようなキャリアを歩んでいくのか、ダウトベックさんの動向とあわせて注目していきたいところです。
参照:ゴング格闘技 ダウトベックに続く、カザフスタンの脅威ヌルハン・ズマガジー
カルシャガダウトベックの強さと魅力のまとめ
- 通算19勝3敗のうちKO・TKO率が約8割に達し、決着力の高さが際立つ
- 唯一の日本人対戦相手だった朝倉未来戦は僅差の判定負けに終わり、実力伯仲だったことがうかがえる
- 3つの黒星はいずれもキャリア初期か負傷を抱えた状態での敗戦であり、純粋な実力差とは言い切れない
- 敗戦の直後には必ず連勝で立て直しており、逆境からの回復力が持ち味として定着している
- 朝倉未来戦での敗戦後は地元やロシアの団体で経験を積み直し、約6年越しにRIZINへ再参戦を果たした
- RIZIN再参戦後は一度も土をつけられておらず、現在11連勝という結果に結実している
- ボクシングで培った打撃とシラット世界大会優勝で磨いた組み技を融合させたスタイルを持つ
- 身長・リーチともに170cmと平均的な数値ながら、間合いの詰め方の鋭さで数値以上の迫力を生んでいる
- 2026年3月の体調不良による欠場からわずか4カ月半で復帰戦を白星に導き、精神面のタフさも兼ね備えている
- 次戦がすでに確定しており、連勝を重ねながらタイトル戦線への接近を狙う段階に入っている
- 同郷の実力者シェイドゥラエフとは同階級での対戦を避け、階級を分けて共存する関係を選んでいる
- リング上の激しい打撃と対照的に、インタビューでは常に丁寧な言葉遣いで感謝を欠かさない人柄が知られている
- 日本語を学びたいという発言に表れているとおり、日本のファンとの交流に前向きな姿勢を見せ続けている
- チームメイトのズマガジーが台頭するなど、カザフスタン出身格闘家の存在感がRIZINで広がりつつある
- 無名の挑戦者として来日した2018年から、タイトル戦線で名前が挙がる存在へと着実に評価を積み上げてきた

