ダンディな声と、鋭い眼光、鍛えられた肉体。
活動的でワイルドな高橋克典さんは、年齢を感じさせない色気や渋さで、世代を超えて人気がありますね。
そんな高橋克典さんの代名詞と言えば、「サラリーマン金太郎」や「特命係長 只野仁」ではないでしょうか。
程よい日焼け具合、ブレない信念と精神力、誰にも負けない腕っぷし、まっすぐに伸びた背筋、老若男女を虜にする男気。
これらのドラマで見せた完全無欠のヒーローイメージがすっかり確立した高橋克典さんに、実は、”病気の噂”がありました。
一時は「ガンなのではないか」とまで言われたほどでしたが、今回は、高橋克典さんの”病気”や”病気の真相”について見ていきたと思います。
目次
高橋克典は体調不良を告白!病気ではなく更年期障害の可能性が高い
気力も体力も十分、というオーラすら漂っていた高橋克典さんが”体調”について言及したのは、2019年12月27日でした。
自身のブログで”12月に入ってから倒れそうな状態が続いている”というのです。
このブログの前月である11月から、全身の不調や倦怠感、左耳の異常、軽いめまいや吐き気などがあったのだとか。
一聴すると、過労や三半規管の不調のような印象を受けます。
後者の場合、メニエール病と言って、内耳にリンパ液が溜まることで平衡感覚の障害やめまい、耳鳴りなどに悩まされ、治療が困難なケースも多いといいますので、注意が必要です。
2019年12月29日には、同ブログで「寝込んでおります」というタイトルの投稿をアップした高橋克典さん。
そんなことも含めて、”高橋克典 重病”などの噂にも発展し、療養中の高橋克典さんがインターネットを見た際に、大事になっていて驚いたとのこと。
高橋克典さんの症状を見ていて、ある一つの仮説が浮かびます。
病気と呼べるほど明確な症状がないことから推測して、近年では比較的一般化してきた”男性の更年期障害”が頭をよぎったのです。
画像出典元:日本内分泌学会
かつては、「閉経前後の女性に起こるもの」というイメージが非常に強かった更年期障害ですが、最近の研究では”男性にも当たり前に起こるもの”であることがわかっています。
その症状は、「なんとなくの疲労」「イライラ」「不眠」などがあり、女性では一時的な症状も、男性の場合は”終わりがない”ようなのです。
また、40代以降の男性であれば、「男性ホルモンの減少」によって、誰にでも起こる可能性があるのだとか。
40代以上の男性の皆さま、健康にはご留意くださいね(筆者も全力で気を付けます)。
なお、高橋克典さんの場合は、あくまで”仮説”として書いていますので、「決めつけ」にはご注意ください。
過労や過密スケジュール、母親&親戚の梅宮辰夫の死去により心身ともに弱っていた可能性
人気俳優として多忙な日々を過ごしている高橋克典さんですから、当然ながら「過労」という原因もあるでしょう。
高橋克典さんの過去の仕事を振り返ってみるとシリーズ化されるドラマが非常に多くありました。
「サラリーマン金太郎」では、1999年~2004年までシリーズ化され、「特命係長 只野仁」は、2003年~2012年までシリーズ化、「広域警察」では、2010年~2021年までシリーズ化されていて、大きな仕事がそれぞれ少しずつ重複したりもしています。
撮影やその準備、アクションやそれに付随したトレーニングも含めて、長きに渡り、かなりの過密スケジュールであったことは一目瞭然ですね。
また、そういった疲労に加えて、”最愛の母”である角田好子さんの死去という影響もあるでしょう。
高橋克典さんの母・角田好子さんは、青山学院女子短期大学の名誉教授を務められたほどの人物です。
高橋克典さんという人間形成への影響も大きかったと思います。
また、母・角田好子さんの死去は2019年10月11日で、高橋克典さんの体調不良の2か月ほど前の出来事でした。
過労に心労が加わって、一気に体調を崩すことも十分に考えられますね。
重ねて、叔父である梅宮辰夫さんが2019年12月12日に亡くなっています。
叔父として、芸能界の先輩として高橋克典さんを可愛がっていたという梅宮辰夫さんは、6度に渡るがん手術で懸命に生きようとしていました。
梅宮辰夫さんとは、「特命係長 只野仁」シリーズで長きに渡って共演もされています。
晩年は”大先輩の役者”という側面も非常に大きかったと思われ、まさに公私ともに深い関係性だっただけに、この闘病から死去への階段は、高橋克典さんにとってもと相当な衝撃があったはずです。
そんな梅宮辰夫さんの姿を見ていて、高橋克典さんはずいぶんと心を痛めていたでしょうし、亡くなったことは相当なショックだったのではないでしょうか。
このように、過労に加え、立て続けに親族の死去が重なったことで、心と体のバランスを崩してしまった高橋克典さん。
それが原因で、一気にあの体調不良へと繋がっていったのでしょう。
また、そのような状況の中でも懸命に仕事を続けていた高橋克典さんは、2020年にはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演し、順調に撮影をこなしていました。
しかし、共演者の沢尻エリカさんの”大麻取締法違反”によって代役(川口春奈さん)が立ったため、全シーン撮り直しという過密スケジュールもこなしています。
こういったことが容易に起こる芸能界ですから、過労や心労には十分に注意が必要なのですね。
高橋克典はガンになったはデマ
高橋克典さんの体調不良に伴って、”ガンになった”という噂もありました。
念のため、「高橋克典 ガン」で徹底的に調べてみましたが、そのような事実は出てきませんでした。
梅宮辰夫さんは、前立腺ガンや肺ガンなど6度に渡る”がん手術”を受けていましたので、一部のファンが、そこと混同してしまった可能性もありますね。
ざっと調べただけでも、このようなツイートが多く見つかります。
パッと見た際に「がん 高橋克典」の部分が目に入ってしまったら、よく読んで行かないと誤認する恐れはありますよね。
また、高橋克典さんは、NHK朝の連続テレビ小説「舞あがれ!」に出演し、主人公の父親役を演じました。
その役どころで、資金繰りに東奔西走して心労が祟り、心臓発作で亡くなってしまうという最後を迎えたのです。
そういった情報が誤解を生んで、「ガンである」という噂に繋がっていった可能性もありますね。
そのようなファンの声に配慮したのかはわかりませんが、高橋克典さんは2022年5月24日の自身のブログに上記のようなコメントを載せています。
「健康であること、数値が回復しAになったこと」を自ら公開することで、「ガンである」という噂を完全払拭したという形ですね。
これには、多くのファンもひと安心、といったところでしょう。
ということで、高橋克典さんが”ガンになった”はデマです。
愛犬がガンだった
高橋克典さんが飼っていた愛犬イザベル(イングリッシュコッカースパニエル)はがんで亡くなっています。
愛犬と高橋克典さんと混同している可能性もありそうですね。
高橋克典は食事は1日1食!体調に気をつけて2024年現在も元気に活動している
高橋克典さんは、1964年12月15日生まれで、2024年現在59歳です。
現在もドラマにテレビに大活躍で、最近では、NHKの「らららクラシック」などにも出演し、活動の幅も広がっていますね。
こういった年齢から新しい挑戦ができるのも、体力気力が充実している証拠、「現在も元気に活動している」と言っても過言ではありません。
極端な中年太りもなく、姿勢も非常によく、美しい肉体と健康を維持していると言っても支障ない高橋克典さんですが、何か秘訣はあるのでしょうか?
本人が言うには、「運動と食事」だそうですが、代謝やバランスに注意しつつ、ストレスをためないように甘いものも我慢しないそうです。
食事は「基本一日一食」としていますが、「食べたいときは何度でも」というフレキシブルさも持ち合わせています。
高橋克典さんの健康の秘訣は、”基本しっかり、ときどきゆるく”のようなものなのかもしれませんね。
それに加えて、先に紹介したような「メンテナンス=健康診断」も欠かさず受けているようですので、”自分の体を客観視する機会を作る”という行動も非常に重要なのではないでしょうか。
さて、今回は高橋克典さんの”病気”や”病気の真相”についてご紹介しました。
人生の山谷の中で、ときにバランスを崩してしまうこともあるでしょうけれど、自分自身の気持ちや意識を強く持って、しっかりと前に進んでいる高橋克典さんには「勇気をもらった」という感じがします。
人生100年時代と言われている現在、男性女性ともに40代、50代、60代で心身ともに一気に老け込んで行く訳にはいきませんね。
高橋克典さんを応援しつつ、我々もしっかりと前に進んで行きたいと思います。
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